内容説明
本叢書は、COE研究会(公開研究会・学内研究会)や国際シンポジウム等の成果をふまえ、ジェンダー法学・政治学に関する最高水準の理論と最新の情報とを提供することによって、世界と日本の男女共同参画推進に役立つことを目的としている。
目次
第1部 「教育」の再構築における「ジェンダー」(「知」の一様式としての「ケア」―ジェンダーの視座に立つ教育哲学からの提言;教育による変身;ジェンダー・センシティブな教育とは何か―教育思想史からの示唆 ほか)
第2部 歴史・文化の中の「ジェンダー」(男女共学の歴史的経緯と今日的課題;教育における「個性」の枠組みとジェンダー―大正自由教育期の小原国芳「全人教育論」に着目して;教育史における「銃後の担い手」形成の一局面―総力戦体制下の「婦人常会」 ほか)
第3部 ジェンダー・センシティブな教育実践と政策の実現に向けて(ジェンダー法学教育の意義と課題;アメリカ合衆国における女性大学教員のキャリア形成に関する研究序論;「国家フェミニズム」と大学―カナダにおける「女性の地位」という政策概念 ほか)
著者等紹介
生田久美子[イクタクミコ]
東北大学大学院教育学研究科教授(教育哲学、認知教育学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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