東北大学出版会叢書<br> 津波の恐怖―三陸津波伝承録

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東北大学出版会叢書
津波の恐怖―三陸津波伝承録

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861630033
  • NDC分類 453.4
  • Cコード C0025

目次

悲劇的津波海岸―三陸海岸の津波史
「津波地震」による不意打ち津波―明治三陸大津波の場合
流死者の半数は海の藻屑に―津波における「引き波」の猛威
死者の性別は女の方が多かった―体力の問題と「家」の重荷
溺死の最多は子供と老年世代―昭和三陸津波と北海道南西沖地震津波の場合
生死を分ける分秒の闘い―機敏な避難と「逃げたら戻らない」のが鉄則
「津波てんでんこ」―災害弱者の避難と安全確保の課題も
田老町の大防潮堤略史―原点は「私たちの町は私たちで守る」
これより上に家を建てるな?―「高所移転」七十年後の新しい問題
捏造だった「津波石」の写真―明治三陸津波に関する一部の偽造資料について
今村恒博士の「防災地震学」―その今日的な意味を考える
列島「大地動乱の時代」を迎えて―災害教訓の伝承と防災教育
スマトラ島沖津波の報に思う―「あとがき」にかえて

著者等紹介

山下文男[ヤマシタフミオ]
1924年岩手県の三陸海岸生まれ。大船渡市綾里地区在住。明治の三陸津波で一族八人が溺死。自らも少年時代に津波や東北大凶作を体験。1986年以降、「歴史地震研究会」会員として著作と津波防災活動に従事。1991年『津波ものがたり』で「日本科学読物賞」「北の児童文学賞」。2000年「日本自然災害学会賞」(功績賞)。2003年「平成十五年防災功労者表彰」(防災思想の普及)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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びー

0
自然災害の写真でさえ捏造していた事実に驚いた。私財を投げうち研究してくれた今村博士の存在、版を重ねる間に出てきた新事実、稲村の火の全文など掲載してくれた著者に感謝したくなる本。2012/03/30

伊 謄

0
 去る2月28日から3月1日にかけて、チリでの大地震により発生した津波が日本にも押し寄せました。そして、人的被害がなかったためたいしたことがなかったように思われている方が多いようですが、水産業の被害総額は約62億円とまで見積もられています。荒れた漁場が回復しなければ、被害額はまだ増えてしまうかもしれません。  ところで三陸地方は、明治以降に3度も大津波に襲われています。それ以前の記録では2回しか襲われていないことから、明治以降の津波の集中は特異なものといえそうですが、この3回の津波は地震による大津波の3つ2010/03/20

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