目次
はじめに 原発は止めるべき。それに向けてどう動いていくか
第1章 福島第一原発事故による放射能汚染の脅威
第2章 原子力って?原発ってどういうもの?
第3章 日本の原発 その現状と問題点
第4章 子どもが生きる未来のために、いまわたしたちがすべきこと
第5章 質疑応答 子どもを放射能から守るために
著者等紹介
上田昌文[ウエダアキフミ]
「NPO法人市民科学研究室」代表理事。「生活者の視点に立った科学知識の編集と実践的活用」をテーマにさまざまな取り組みや研究を続けている。2005年~2007年に、東京大学「科学技術インタープリター養成プログラム」特任教員を務めたほか、出産・子育て支援のコミュニティウェブ「ベビーコム」エコロジーページの執筆・監修者なども務める。放射線リスクについての講演や雑誌連載の執筆など多数。低線量被曝研究会メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱせり
5
クレヨンハウス・ブックレットの一冊目。「原発は止めるべき。それに向けてどう動いていくか」という言葉から始まる明解で頼もしい本。ごくごく薄い本だけれど、未来の子どもたちのために残さなければならないものと残してはいけないものをはっきりと意識する。落合恵子さんの創刊にあたっての言葉もよかったです。わが子から始まって血縁を越えて・・・2011/08/28
onoyihc@灯れ松明の火
2
頂いた本。 原子力も原発も 他人事のように捕らえていたけれど 全然どこも他人事ではなく自分事だった。 今は依存するしかないのかもしれないけれど 原発0に向けて進むのに 自分は何をすればよいのだろうか? 自問自答。2011/09/03
どっち
1
落合恵子のクレヨンハウスが小さな子どもを持つ親のために始めた反原発のブックレットシリーズ。あまり細かく難しい話にならないように、わかりやすく解説してくれている。燃料リサイクルで何をやりたいのか?なんのためにやりたいのか?原発の研究・開発・設置・運用にかかる諸経費。薄いブックレットが数々の疑問を投げかけてくれる。2012/01/01
トゥルー
0
『わが子からはじまる』というところが大切。 自分の子供やその子供、またその子供・・・と想像すれば原発は即刻やめるしかない。 普段コンセントの向こうは見えない。 でも、見ようとしなければいつまで経っても何も見えてはこない。2014/01/28
kayoko
0
第5章の質疑応答は参考になった。2012/08/13