出版社内容情報
世界各地には様々な宗教がある。本書は、教義構造の図式化により、宗教・宗派の壁を超えて教義を解明する。日英対訳。世界各地には様々な宗教があり、他の宗教の理解には厚い壁があります。本書は、「神仏と自己の関係に注目し教義構造を図式化することにより、宗教・宗派の垣根を超えて教義を理解する方法」を提案します。日英対訳付。
西川 義光[ニシカワ ギコウ]
著・文・その他
目次
序章 宗教の羅針盤
第1章 力関係の枠組み(「自己」○・「他者」□・「仲介者」△の基本図形;「自己力」と「他者力」の力関係の位置付け)
第2章 連続の枠組み
第3章 力関係の枠組みと連続関係の枠組みの結合(イエス・キリスト/釈迦牟尼仏;エラスムス;ルター;親鸞;道元)
第4章 羅針盤をもっての思惟(上座部仏教と大乗仏教;新興宗教;歴史をかえりみて;他者(救済者)との関係
三大宗教の最終目標
人は平等の存在
私自身についての考察
宗教の違いを超えて)
著者等紹介
西川義光[ニシカワギコウ]
昭和25年滋賀県生。昭和44年京都大谷高等学校卒業。昭和47年龍谷大学(真宗学専攻)学士卒業。昭和50年ニューヨーク日本語教室講師。昭和51年ニューヨーク市立大学哲学履修。昭和55年ドルー大学院キリスト教学専攻、MA卒業。昭和56年大阪上宮高校非常勤講師。昭和62年社会福祉法人一向山福祉会理事長。平成8年真宗専称寺住職。平成17年比叡山坂本保育園長。平成18年専称寺保育園長。ニューヨーク仏教会の関法善に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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