目次
人類の生存環境と文化生態
第1部 食と生存(自然を取り込む:日誌法によるラオス3地域の野生食物摂取の比較;インドネシア、ラマレラのクジラをめぐる交換経済と食文化;米を食べる:明治後期日本の都市社会)
第2部 身体に刻まれた文化(トンガ人の肥満;チベットに暮らす人々の老いと高所環境;古人骨から過去の生業形態を読む)
第3部 成長・リプロダクションと生活史(森棲みの焼畑民が大人になるまで:エチオピア森林焼畑民の生業と生活史;ポスト狩猟採集社会と子どもの社会化;ソンガイ・ザルマの女性にとって産むということ:ニジェールの一農村におけるエスノグラフィー)
第4部 世帯人口・分業と環境利用(世帯ライフサイクルと漁場利用:ラオス・メコン川流域の天水田集落を事例に;身体・知識と資源利用:パプアニューギニア・ボサビにおける性別分業の事例から;女性の役割と生業戦略の変容:ポーランド・カルパチア地域の山地集落を事例に)
著者等紹介
池口明子[イケグチアキコ]
横浜国立大学教育人間科学部准教授。学位、博士(地理学)。専門分野、地理学・文化生態学
佐藤廉也[サトウレンヤ]
九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。学位、博士(文学)。専門分野、地理学・文化生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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