内容説明
自由に考えよう!あなたはもっと楽に生きられる!
目次
プロローグ 心はいつも自由を求めている
第1章 いまの不自由に気がついていますか
第2章 自分で自分を縛っていませんか
第3章 疑問を持つ自由すら失っていませんか
第4章 ほんとうの自分が見えていますか
第5章 心が解き放たれたときを覚えていますか
第6章 幸せな人は大らかに生きている
エピローグ 幸せな時間を少しずつ増やしましょう
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、精神科医。国際医療福祉大学大学院教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。川崎幸病院精神科顧問。和田秀樹カウンセリングルーム所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
10
自由な国なのに、「和」を意識するあまり自分自身を縛ってしまう日本人。痛いところをついている。他者への遠慮や配慮が過剰になりすぎると、他人の目を意識するあまり、自らを不自由にしてしまう、ということですね。著書は読者向けにきれい事を言っているのでは無いのは、炎上も辞さない自由な書きぶりからも伺えた、この人自体も自由に生きている。2021/04/04
ゆき
2
自由にいきたいと思っていても、ついハマってしまう同調圧力などがある。それらからいつでも離れられて、自分自身の気持ちに寄り添うことが楽になる方法のように思った。著者はかなり自由に生きている方のように思っていたので意外な反面、このような思考があったから自由そうに思ったのかとも思えた。2023/12/15
薬学やっくん
2
★★★★★ コロナ禍も加味した昨今の日本において、失いかけていた人間一人ひとりの「思考の自由」を、今だからこそ取り戻してみてはどうかと、精神科医の和田秀樹さんが説いてくれる本。 私、ただいま思い切って男性の育児休暇を取得し、日々、「思考の自由」を巡らせていると、いかにこれまでの自分の思考が停止していたかを思い知らされている中、この本と出会い、確信に変わりました。 自由は求めて得るしかなく、そこに自らの幸せを見出すことで人生は豊かになる。 職場復帰して、頭おかしくなりそうなときにまた戻ってきたい本。2021/02/01
さゆちゃん
0
日本で育った人は、子供の頃から同調圧力を植え付けられていて、それは簡単には取り除けないと思う。頭では、もっと自由でいいんだと思っていても、それがなかなかできないのが大多数の人なんじゃないかな。もっと違っていい、と口では言うものの、違えば目をつけられたりいじめられたりしてしまうのがオチ。出るけど、杭をうたれない”ギリギリ”を攻めている人が、リスペクトされてこの国では1番上手く生きているように思う。2021/01/28