目次
第1章 心に余裕を持つ
第2章 ほがらかに生きる
第3章 楽しく生きる
第4章 品よく生きる
第5章 他人様を大切に
第6章 家族仲よく
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916(大正5)年、東京生まれ。精神科医、医学博士、エッセイスト。歌人で精神科医の斎藤茂吉の長男。斎藤輝子は母、作家の北杜夫は弟。やさしく、おだやかな人柄で知られ、「モタさん」の愛称で親しまれている。ほがらかに生きるユーモリストと自他共に認める。2006年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
85
図書館本。心穏やかに生きるコツが分かりやすい言葉で書かれていて読みやすい。物事はいいほうへ、いいほうへと考える。腹の立つことには近寄らない。体を動かし、頭の中を元気にする…なるほどなーと思うことがつまっています。人生も折り返しを過ぎたことだし、これからは頑張りすぎず、毎日を「ほがらかに」生きていきたい。肩の力がすーっと抜け、心が明るくなる一冊でした。2019/09/06
naoっぴ
55
うんうん、ほんとそうだよね~と頷きながら読みました。内容は明確でわかりやすく、そしてほっとする語り口。疲れた心にそっと語りかけるような。例えば腹が立つことがあったらそれは自分の許容範囲を越えているとの心のサインだから、我慢するよりもあえて近寄らないように自分の限界配分を考えようとか、前向きばかりが努力ではなくてエンジンを休める後ろ向きの努力も必要など、「こんな考えが楽だよ」と教えてくれる。「ほがらかに品よく」って、気持ちを楽に余裕をもって、ということなんですね。あたたかくてホッとします(^^)2015/05/06
ぱんにゃー
17
モタさん いつも 元気を いただき ありがとうございます。 まてよ、 1、「いつも」でも「たまに」でもいいかもしれない。2、「元気」でも「元気なくても」でもいいかもしれない。 3、「いただき」でも「さしあげ」でもいいかもしれない。 生きてるだけでみっけもの!(コ)2013/06/17
けんとまん1007
14
読むと少しずつではあるが、ゆったりゆっくりとできるように思う。余分な力が抜けるというのがあってるのかもしれない。ちょっとしたこと、でもこれがなかなかできないなあ~、続かないなあ~と思った。でもまあ、それでいいのかなと考えることができる。最近感じでいることにフィットしたのは「許せないなら、許さなくてよい」ということ。無理に、許したつもりが一番よくない。もちろん、言葉以上の深みがあるので、ぜひ、読んでいただきたいなあ~。2014/10/20
ゆみちぃ
9
「前向きがだめなら後ろ向きに生きよう」「転ばない人生はない」など、今の生き方を優しく包んでくれる言葉ばかりでした。「ほがらかに品よく」というタイトルがとても素敵で、私もそのように生きたいと思いました。2020/06/29