目次
第1章 「挨拶ひとつ」に気配りが見える
第2章 「もてなしと接待」に気配りが見える
第3章 「気配りひとつ」で雑談力をつける
第4章 「聞き上手」こそ、本物の気配り
第5章 「気配り」すると発信力が高まる
第6章 「気配り」で相手の本心を読む
著者等紹介
弘兼憲史[ヒロカネケンシ]
1947年、山口県に生まれる。早稲田大学法学部を卒業後、松下電器産業に勤務。のち、漫画家として独立。1976年「朝の陽光の中で」で本格デビュー。「人間交差点」で小学館漫画賞(1984年)、「課長島耕作」で講談社漫画賞(1991年)。「黄昏流星群」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(2000年)、日本漫画家協会賞大賞(2003年)。紫綬褒章受章(2007年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
24
人断捨離を読んだあとに、この本を読むのか?とも思うが、人断捨離のインパクトを180度違う本でバランスをとるという意味で読んで正解。もう少し世間とのかかわりも必要だと認識できた。2016/08/24
いっちー
4
人間関係というものは、本来気持ちの良いもの。「気配り」したりされたりの気持ちの良い人間関係が人生の下支えになっている。相手に関係なく全部の人に丁寧に接するのが「気配り」の第一歩。「気配り」ができるということは、気持ちが優しいということ。「何か自分にできることはないか」と思って周りに気を配ること。相手を気持ち良くさせる。相手が喜んでくれるのを見て、自分もうれしくなる。そんな気配りある男になりたい。2021/03/15
まる@珈琲読書
1
★★★☆☆■挨拶は先に、明るい声で。挨拶に見返りを求めない。誰のためのもてなしか。話したい自慢話は周りが聞きたくない話。相手に気づかせないのが最上の気配り。ふれてもらいたくない話題もある。「ありがとう」。2015/08/29
あ
1
久々の自己啓発系。良くも悪くもそれらしいことが綴られている。少なくとも、この本に感銘を受ける人とは仲良く出来なそう。余談であるが、この本をきっかけに志賀直哉の短編を読み始められたので、その点に関しては良かった。(評C/120分)2014/07/12
nyantamaru
0
課長島耕作の作者。気配りのできる男性は出世する。いろいろなタイプのサラリーマンを見続けてきた銀座のママがそういうのだから間違いない。「気配り」とは、人の気持ちを察することができるということ。相手のちょっとした変化に気付く。聞き上手になる→悩みの答えは本人が持っている、そこに至るまで聞いてあげる。上手な聞き役は気持ちに余裕がある。「ありがとう」で終わる人生を過ごしたい。こういう本でよくある段々とタイトルから外れる個人の主張もなんとかタイトル(本作だと「気配り」)にこぎつけようと多少無理をしている感否めない。2021/09/29