出版社内容情報
「語り継ぐ現代史」の第一人者による実感的歴史巷談
なぜ戦争に突入したのか?なぜ破れたのか?
●大日本帝国の戦争目的とは
●海軍は本当に「善玉」だったのか
●知られざる東条暗殺計画
●「最後の聖戦」が訴えたもの
●敗戦と日本人。「どうせ」「いっそ」「せめて」他
[目次]
第1章 大日本帝国の戦争目的
第2章 「大艦巨砲」よ、さらば!
第3章 「最後の聖断」が訴えたもの
あとがき
内容説明
なぜ、日本はあの戦争に突き進んでしまったのか?歴史探偵の原点。
目次
第1章 大日本帝国の戦争目的(新聞がリードした開戦への道―伊藤正徳主筆「時事新報」の抵抗;吉田茂の対中国強硬論;大日本帝国の戦争目的―日清・日露戦争の開戦の詔書から落とされたもの;山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義;「太平洋戦争ってナーニ?」―歴史は面白い)
第2章 「大艦巨砲」よ、さらば!(ノモンハン事件症候群―南進・対米戦争への道;ルーズベルトの甘い言葉―むなしかった日米首脳会談;海軍は「善玉」なるか?―軍縮なんかクソ喰らえ;「大艦巨砲」よ、さらば!―無用となった戦艦七十九隻;墓標一万六千里―五隻の潜水艦;知られざると東条暗殺計画)
第3章 「最後の聖断」が訴えたもの(歴史の中の長岡空襲と新潟;幻のソ連の「日本本土侵攻計画」;「天皇制を残さなくてはならない」―米国務次官・グルーの見識;スターリンが決断した「シベリア抑留」;「最後の聖断」が訴えたもの;敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」―日本的ということ;敗戦への道と鈴木貫太郎)
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年東京向島生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋に入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、『ノモンハンの夏』で山本七平賞、『昭和史1926‐1945』『昭和史戦後篇1945‐1989』で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
り こ む ん
RED FOX
Riopapa
マナティ51
kentake