目次
準備編(導入;本の構造;各部の名称 ほか)
実践編(導入;破れたページの修理;外れたページの修理 ほか)
付録(濡れてしまったら;カビが生えてしまったら;本の扱い方 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
68
イラストによる説明がグッド。製本の本は数多く出ていると思うが、修理する本は、そう言われれば珍しい。あいにく壊れた本は持っていないが、万が一のときに役に立つ技術のはずだ。ネコの図書館員「とらみ」に教えてくれる先生役が、グーテンベルクや蔡倫、そしてミネルヴァというのが抜群だ。これを機会に、丸背表紙の作り方もマスターしたいと思った。角背より難しいけど。2017/11/29
どあら
43
図書館で借りて読了。中学校の本は、生徒達の取り扱いが丁寧な分だけ高等テクニックの必要な修理本がなくて幸いです。2021/01/12
ロア
39
公共物である図書館の本を修理する方法に特化した本書。そのため、可逆性を保持することに重点が置かれています。図書修理に携わる人の心得なども説かれています。すっきり見やすく可愛いイラストで、図書修理のhow-toが学べちゃうよ♪(´∀`)「付録」と題して、水濡れした時の応急処置や、棚から本を取り出すときの方法、本を読むときに注意すること、保管方法などが書いてあり、とても為になりました。電子書籍ではない、リアルな重みもと手触りのある本たちを、いつまでもみんなで大切に読み継いでいきたいですね(∩^ω^∩)2017/10/25
キラ@道北民
36
全てイラストで説明されているので、専門的な知識もわかり易かった。家では、表紙以外もカバーフィルムで補修していたので、可逆性を考えた方法を知る事が出来て良かった。付録の本を傷めない扱い方や、汚れの取り方は、これから更に意識していこうと思う。2017/11/21
ごへいもち
31
かなりレベルが高いので見るだけ。ただし登場する図書館新人「とらみ」他のちゃちゃが楽しくてそれだけ読んでしまった2020/03/04