看護学名著シリーズ
協働的パートナーシップによるケア―援助関係におけるバランス

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860348731
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C3047

内容説明

協働的パートナーシップの基礎を理解してもらい、その考えを実践に移すときに適用できる具体的な方法を数多く示したのが本書である。本書では、実際に現場で活躍しているエキスパート看護師から意見や経験談を聞き取り、本文の随所で引用している。また、看護師と患者またはその家族との協働に関する話題を広範囲に取り扱っている。本書は、現場の看護師や看護学生だけでなく、ソーシャルワーカー、心理学士、保育士、医師、理学療法士、作業療法士などのあらゆる保健医療および精神専門職者、患者やサービス利用者と協力して仕事を行うことに興味をもっている学生の方々にとっても利用していただける内容になっている。

目次

第1部 協働的パートナーシップ(協働的パートナーシップの基盤;協働的パートナーシップの基本要素;協働的パートナーシップ螺旋モデル;協働的パートナーシップを形づくる要因;協働的パートナーシップに必要な看護上の方略;協働的パートナーシップの指標)
第2部 エキスパート看護師への質問(エキスパート看護師への質問1:集団、環境、期間;エキスパート看護師への質問2:協働および看護師と相手との関係)

著者等紹介

ゴットリーブ,ローリィ・N.[ゴットリーブ,ローリィN.][Gottlieb,Laurie N.]
McGill University看護学部教授。同大学のFlora Madeline Shaw Chair of Nursing。CJNR(Canadian Journal of Nursing Research)の編集者でもある。看護学修士と博士(発達心理学)を取得し、McGill看護モデルの研究を築きあげたメンバーのひとり。モデルを研究、出版し、広範囲にわたり講演を行っている

フィーリー,ナンシー[フィーリー,ナンシー][Feeley,Nancy]
McGill University School of Nursing講師。Mortimer B.Davis Jewish General Hospitalのsenior researcher。Lady Davis Instituteでは、project directorを務めている。看護学修士、博士(看護学)。McGill看護モデルに関する研究、看護管理および臨床経験を有する。McGill看護モデルの実践について大学院で教えている

ダルトン,シンディー[ダルトン,シンディー][Dalton,Cindy]
看護学修士。Sir Mortimer B.Davis Jewish General Hospitalにて、老年看護CNSとして働いている。McGill University School of Nursing講師(非常勤)。長年、神経科と地域医療に携わっていた。関心のある臨床領域は、協働的パートナーシップと、変化に対する患者のレディネス。教員として学部の協働実践のコースを設置し、指導した

吉本照子[ヨシモトテルコ]
千葉大学大学院教授。看護学研究科看護システム管理学専攻地域看護システム管理学。東京大学医学部保健学科卒業、博士(保健学)。日産自動車(株)研究所、九州大学教授、医療技術短期大学部看護学科、千葉大学助教授、看護学部附属看護実践研究指導センター、同大学大学院教授、看護学研究科看護システム管理学専攻地域高齢者看護システム管理学などを経て、平成19年度より現職

酒井郁子[サカイイクコ]
千葉大学大学院教授。看護学研究科看護システム管理学専攻ケア施設看護システム管理学。千葉大学看護学部卒業、東京大学医学研究科博士課程修了、博士(保健学)。千葉県立衛生短期大学、川崎市立看護短期大学助教授、千葉大学助教授、看護学部附属看護実践研究指導センター、同大学大学院助教授、看護学研究科看護システム管理学専攻地域高齢者看護システム管理学、同大学教授、看護学部附属看護実践研究指導センターなどを経て、平成19年度より現職

杉田由加里[スギタユカリ]
千葉大学大学院看護学研究科博士後期課程院生。千葉大学看護学部卒、学士。保健師として市原市役所保健福祉部に入所、平成14年より千葉大学大学院看護学研究科にて助手として勤務後、平成19年度より現所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mieken

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p.48協働的パートナーシップの基本要素:力を分かち持つこと(知識は力である)、心を開き尊重すること、看護師の基準で患者の言動について価値判断せずに受容的であること、曖昧さを受け入れること、自己認識と内省2024/03/04

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