内容説明
これからの編集者は、デスクワークが中心の知識集約型の仕事だけでなく、フィールドに飛び出し、プロジェクトを立ち上げ、他業種との幅広いコラボレーションのもとで行なわれる。ディレクター、デザイナー、プログラマー、アーティストの仕事とも重なり合う広範囲な仕事となるでしょう。雑誌・書籍から、電子BOOK、企業やコミュニティとの連携まで…未来の編み方。
目次
編集進化論とは?
そもそも編集って?
デジタル編集
プロジェクト編集
これからの時代が求める「未知のedit」とは?―エージェント化する近未来の編集者へ
日常編集
今、注目のスタイル14
編集者への12の質問
著者等紹介
仲俣暁生[ナカマタアキオ]
フリー編集者、文筆家。『ワイアード日本版』などの編集部を経て『季刊・本とコンピュータ』の編集部に参加(03~05年は編集長)。09年よりWebメディア「マガジン航」を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sooh
1
「編集とは何か」が分かるようで分からない本。まあそこが編集の編集たる所以かな、と思います。 最初のほうは、同意する部分も多いけど、後半はグダグダ感満載。 そういうのも含めて、編集ってこういうものだと思って貰えたら。2010/11/26
どんぐり
1
情報と情報をつなぎ、パッケージ化してメディアとして流通させる編集という仕事を、幾人かのクリエータたちが語ったテキスト。あくまでもテキストなので、「あっ、そうか」と思えばそれで目的は十分果たしたことになるだろう。2011/08/14
どんぐり
0
情報と情報をつなぎ、パッケージ化してメディアとして流通させる編集という仕事を、幾人かのクリエータたちが語ったテキスト。あくまでもテキストなので、「あっ、そうか」と思えばそれで目的は十分果たしたことになるだろう。 2011/08/14
hobby no book
0
執筆者が多い分、深みはいまいちだけれど、「編集」ということを多面的に捉える感覚を得るにはむしろ都合がいい構成。個人的には「編集」と「プロデュース」的なものはまた少し違うという感覚があるのだが、技術の向上を図ったり、今後の展開を模索していく上でも、様々な可能性を考慮していかなければならない。2012/12/02
mutou_tsusato
0
以前図書館で面出しされているのを見て気になっていたもの。多分野の編集に関わる人たちによる、編集論が詰まった一冊。「懐石料理」型と「弁当」型という分類が出てくるが、本書は後者か。初めから通して読むよりも、飛び飛びに読んだ方が面白い気がする。一回ではその内容を飲み込めた感がなく、状況に応じ再読する必要も感じた。2011/04/06