内容説明
ブログ、カメラ、映像配信など、個人の表現をパブリックに発信する時代。ツールを使いこなすだけでは物足りない。表現の発想法、リテラシー、クリエイティヴ・コンテンツのつくり方など、次世代クリエーターのために、インテリジェントでコアな情報をコンパクトに提供します。
目次
Preface―新世代写真術とは?
Making―撮ることは発見すること
Critique―撮ることは疑うこと
Style―これが、現代フォトグラファーのスタイル20
Q&A―フォトグラファーになるための20の質問
Add―新世代のフォトグラファーをめざす人たちへ
著者等紹介
犬伏雅一[イヌブセマサカズ]
1950年大阪生まれ。大阪芸術大学勤務。映像論(写真理論、写真史)、視覚論、美学
森川潔[モリカワキヨシ]
造形作家・大阪芸術大学准教授。シカゴ・アートインスティテュートMFA。ロバート・ハイネケン、ケン・ジョセフソンらに師事。写真を用いた実験的な作品を制作。コロンビア大、アートインスティテュートで教鞭を執る
西尾俊一[ニシオシュンイチ]
立命館大学経済学部卒。大阪デザイナー専門学校卒。芦屋芸術情報専門学校・写真科専任講師(~93年)。東急ハンズ・フォトワークショップ講師、「LITTLE GALLERY」共同企画・運営などを経て、「FINNEGANS WAKE」(box gallery)主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hosakanorihisa
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設問の立て方が良くなかったかもしれない。四年ぶりに読んだが、手元に無くてよい本になってしまった。2012/04/17
でつ
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一眼買う前に読んだ。よく覚えていないー2008/01/16
hosakanorihisa
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説教臭いけどいい本。2008/05/27
すな
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テクニックではなく、写真論的な観点から撮影者はいかにして写真と向き合うか、そもそも写真とは何かという問い・答えが70%ほどを占める。概要を掴む入門編であり読みやすい。読みごたえがあった。 撮影の前に写真は大半が完了している、という事柄からも本著が技術的な観点ではなく現代の写真家としての意識に重点を置いていることがわかる。おすすめ書籍なども書かれてよかったが、欲を言えば巻末に少しだけ載っている写真家の写真がもう少し見たかった(検索すればいくらでも出てくるけど)2018/10/19