千年の田んぼ―国境の島に、古代の謎を追いかけて

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千年の田んぼ―国境の島に、古代の謎を追いかけて

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784845115198
  • NDC分類 612.177
  • Cコード C0021

内容説明

秘境の離島に日本最古の田んぼ?いったい誰が?なんのために?大地に刻まれた“奇跡の風景”の謎を解く。

目次

はじめに―一三〇〇年前の田んぼ(日本海、荒波の向こうに浮かぶ島;見島はお米が取れる島 ほか)
謎その1―不思議な三角ため池(「ハッチョウハッタン」にある三角ため池;池の石垣は丸い石で組まれている ほか)
謎その2―お米づくりと「八町八反」(米づくりにも野菜づくりにも、水は欠かせない;お米はどこからいつ日本に来たの? ほか)
謎その3―八町八反開田の謎(江戸時代の開田?;瀬畑さんちの田んぼにある立たない石 ほか)
謎その4―誰が、八町八反をつくったのか(ジーコンボ古墳群との関係を探れ!;白村江の戦いの時代に ほか)
おわりに―一三〇〇年の希望(「八町八反」に込められた願い;未来へいのちをつなぐ)

著者等紹介

石井里津子[イシイリツコ]
佐賀県生まれ・香川県育ち。香川大学卒業後、出版社に勤務。埼玉大学卒(社会人編入)。20年以上にわたって全国の農村を訪ね歩き、地域文化・農業についての取材執筆を続けている。全国棚田(千枚田)連絡協議会機関誌『棚田ライステラス』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

114
図書館本 離島の田んぼに千年の壮大な歴史があったとは…。律令、防人、豪族など日本史の教科書のワードって意外と地元にも根付いているのかも…?なんて思いました。 島での水不足…ああ…、私も島住なのでわかりますが、島には恐ろしいほど川がないのですよね。2022/04/12

chimako

90
【読書感想文中学校の部課題図書】この本でいったいどのような感想文を書けば良いのだろうか。課題図書だから読んだのだが、全く興味をそそられず読み物としても面白味に欠け難儀をした。舞台は山口県見島。そこにある八町八反と言われる広い平地の田んぼの謎を解くというもの。日本最古の田んぼではないのか との疑問を解決すべく地理学者や考古学者にも話をく。考古学には興味もあり、見島と言う牛の形をした島そのものも面白い。が、読み物としては説明が多すぎ、切り口も鋭さがない。どうやってこの本を薦めるか。難しい。2018/05/28

tamami

49
全国の農村を訪ね歩き、地域文化・農業についての取材執筆を続けている著者がたどり着いた、日本海の孤島に残る条里制遺構と近くに存在する古墳群の主を巡る物語。長年の取材の中で、著者は以前山口県萩市の見島に残る八町八反と呼ばれる広大な田んぼに出会う。全国の農村文化が寂れていく中、著者は八町八反のその後が気にかかり、再び見島を訪れる。以前の取材から、見島には多くのため池が存在することを疑問に思っていた著者は、今回は八町八反が作られた時代や誰が八町八反を作ったのか等の新たな謎について解き明かそうと取材を進めていく。→2021/04/23

謙信公

32
日本海の荒波の向こうに浮かぶ島(見島)に現在まで残る整然と区画された短冊形の田んぼと、各田んぼに付属するような三角の形をした小さなため池の存在に疑問を感じ、現地の実測調査、地元民への聞き取り調査、絵図、古文書などの文献調査、周辺遺構やジーコンボ古墳群の発掘調査など一連の探究で、千年以上前の貴重な古代公地公民制の条里遺構に行き着いた。ため池は砂地で田から抜け出た水を再び池に集めて繰り返し利用する知恵だという。条里制の理解には良い本かも。現在、グーグルマップで航空写真を見てみると、その整然さがはっきりわかる。2021/02/22

forest rise field

32
数年前の読書感想文中学生課題図書ですが、内容は素晴らしかった。 灯台もと暗し。近くにこんなすごい田んぼがあったのかと驚かされました!朝鮮半島に近い日本海の孤島、山口県萩市見島。いわゆる国境の島に古代から姿を変えていない田んぼ。本土ならともかく、離島に当時の優れた技術を駆使して水田開発された謎を追う。 落ち着いたら行ってみたい。2020/07/15

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