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内容説明
たった二人の女子生徒としてカナダのルアンヌ水産漁業高校に通う加奈子と佐奈。当然のごとく男子生徒の注目を集める二人だったが、ヒヨリミ一筋の加奈子はそんな日々に戸惑いを覚えていた。その頃、クララはミルからマージナルの役割、特別な水「イニシャル」との関係性、そしてついにマージナルの位置が割り出されたことを伝えられる。さらにミルはマージナルに限界が来ていることを示唆し…。ついに明らかになるマージナルの謎。そこに隠された悲しくも切ない物語の正体とは?澄み切った水のように透明で、優しい物語第三弾!
著者等紹介
片岡とも[カタオカトモ]
大阪府出身。ゲームディレクター・シナリオライター・小説家など各方面で活躍中のクリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
3
完結。最後まで構成がグダグダのまま進行してしまったような印象。明らかにシリアスパートときゅんきゅんきゅんなヒロインの日常が乖離してしまっていた。この二つを同じ作品に統合する必要があったのかちょっと疑問。別々の作品で、シリアス1冊、日常ラブコメ系2冊の独立した作品にした方が、品質は確保できたように思う。と文句は言いつつも、片岡先生の文章を読めるんなら、まあいっか。2013/09/01
椎名
2
なんともぐだぐだしてしまっていたが、綺麗に完結。立場が逆転したヒヨリミと加奈子のやりとりももっと見てみたかったです、お疲れさまでした。2013/08/29
はつかねずみ
1
完結。 話は綺麗に纏まってるし締めも結構好み、各自の思惑や行動原理も上手く組み上げてあるとは思った。 一方で、高校の話とかなんのために出したんだろうと思うくらい必要性がわからなかったし、加奈子が特別な理由とか結局よくわからず仕舞いだったのも残念。 プロローグの話を読んだ時はこれを飲み込んだから特別になったのかとも思ったけど、“過去にも飲んだことがあったよ”というエピソードでしかなかったみたいだしなあ……。2013/09/03
じょーかー
0
しゅっ、しゅっ、しゅー とかアホなことやってるクォーター視点のパートが読んでて楽しい。 その裏で進んでるマージナルってなんだ?というのがいよいよ明らかになってくるのも読み応えあった。 クライマックスは早仕舞いだった気もするけど、まあ良し2015/06/24
はいな
0
のほほんとしててよかった2014/01/19