空想科学読本〈12〉科学で解けない超難問編

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840149013
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0040

内容説明

本書のテーマは「科学で解けない超難問」である。前作『空想科学読本11』で読者の皆さんから質問を募集したところ、たちまち1200通を超えるハガキが寄せられた。覚悟はしていたが、いずれも科学の出る幕がない難題ばっかり!読者の恐るべき視点に脱帽しながら、懸命に考え、調べ、ときには専門家に知恵を借りてまとめた、苦しさと楽しさ満載のすごい本。

目次

ウルトラマンは、なぜ最初からスペシウム光線を撃たないのか?
『名探偵コナン』のコナンくんは、事件に遭遇しすぎではないですか?
戦隊シリーズはなぜ毎回5人なのでしょうか?
ウルトラマンがゼットンに勝つにはどうすればよかったのでしょうか?
なぜ悪役は古くさい言葉で話すのですか?
2段ジャンプはどうすればできますか?
何でも貫ける矛と何でも防げる盾をぶつけると、どっちが勝ちますか?
仮面ライダーはどうやって自分で棺桶に入ったのでしょうか?
『テニスの王子様』に出てきた「五感を奪うテニス」とはどんな技ですか?
『ドラえもん』のどこでもドアで永久機関は作れますか?〔ほか〕

著者等紹介

柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年鹿児島県種子島生まれ。鹿児島県立鶴丸高校、駿台予備学校京都校を経て、81年東京大学理科1類入学。91年に学習塾「天下無敵塾」を立ち上げる。96年、赤字続きの塾を立て直そうと、運転資金ほしさに『空想科学読本』を執筆したところ、これが60万部のヒットに。99年に空想科学研究所を設立し、『空想科学読本』や『空想科学「漫画」読本』などのシリーズを執筆する一方で、講演会や実験ショーなども行うようになる。明治大学理工学部の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

安芸あずき

7
現在も連載中の作品など、私がよく知っているものに対する検証が多くて、非常に楽しめました。面白いけど、やっぱり「創作物は科学的に検証しなくても面白い!」っていう。余談ですが、柳田先生は質問に答えるためにいろんな創作物を見ているわけで、「空想科学研究所」オフィスの本棚はいったいどうなっているのか…。いや、漫画喫茶とか図書館でも入手可能か…?2013/09/21

tokkun1002

6
2012年。シリーズ13作目。頑張って調べた感がある。科学だし。ウルトラマンは最初からスペシウム光線をうてば良いのに、の統計データからの分析は一理ある。ボクサーに最初からノックアウトパンチをうてば良いのにと言うのと通ずる所があるかもしれない。ウルトラマンも色々やってるんだね。2016/03/12

二分五厘

6
いつもは空想科学の難題を、科学を駆使して解き明かしてきた柳田先生。ところが今回は決して数式では解けない(解けるわけない)難題ばかり。自分の首の締め具合はあとがきの七転八倒…で堪能。今までややこしい数式を読み飛ばしていた自分には、データをこねくりまわした屁理屈(誉め言葉)がドツボにはまり、終始楽しめた。コナンが事件に遭遇しすぎる問題、なぜ侵略宇宙人は日本にばかりやってくる?など。でも一番の難問はデスノートのしくみだろうなぁ(笑)2014/02/16

5
初音ミクと一方通行が出てくるなんてなんという俺得!!このシリーズはどれも面白いから学校で読んでると知らないうちに笑ってて変な目で見られる・・・orz2014/09/19

ななな

5
本当に科学で解けない問題ばかりでした。作中でも、こうでもないああでもないと作者が頭を抱える様子が容易に想像できます。1番面白かったのは『悪の手先ショッカー達が正義の道に走ったらどうなるか』です。イー!しか言わない彼らですが、素晴らしい働きをしてくれそうですw2012/12/28

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