内容説明
巨大な洞穴の天空には町があった。その町で太陽の修理を進めていた時、事故が起こった!救出のため現れた最高魔術師デミデリュスに導かれて、魔法ギャング団は“恐怖の場所”へと向かう。タラとロバン、ファブリスとモワノー、ファフニールとシルヴェールの恋が新しい局面をむかえるなか、タラの中にひそむ“黒い女王”が、タラを完全に支配してしまう。
著者等紹介
オドゥワン=マミコニアン,ソフィー[オドゥワンマミコニアン,ソフィー] [Audouin‐Mamikonian,Sophie]
1961年、フランス南西部バスク地方サン=ジャン=ド=リュズ生まれ。十二歳より小説を書き始める。鼻っぱしらの強い魔術師の女の子を主人公に、さまざまな種族が暮らす“別世界(オートルモンド)”のアイデアを思いついたのが1987年。その後、物語の構想を十年以上あたため、ついに2003年、折からのファンタジーブームを追い風に、フランスで『タラ・ダンカン』第一巻を刊行
山本知子[ヤマモトトモコ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。フランス語翻訳家。二女の母
加藤かおり[カトウカオリ]
1966年生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。フランス語翻訳家。一男の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あややん
3
カル、かっこいいヾ(*´∀`*)ノ2015/03/25
なな
3
カルが最高っ!愛のために死すってカルがだったんだ..!! でも、アルカンジュ大好きな私としては、アルカンジュとタラが結婚してほしい...なんて考えてたりもしてます。 っていうか、この頃「命」の重みがなくなってきてますよねー笑 セレナなんて、今までに何回死んでんだよ?なんてね。2013/04/20
あん
2
・・・表紙の黒いお方は、黒の女王サマでしたか。あんま可愛くないっすね。カルの告白のシーンは胸をうたれますね。勇気と愛がなければ、きっとできないでしょう?ロバンなんて、そうそうにノックアウトでしたからね!!2013/05/04
みろ
2
マニトゥー&ムールミュールじいちゃんたちは、魔術と発明の違いだけで、本質的にはた迷惑な存在だった(笑)女帝にも新しい恋の予感だし、タラには新たな申込み!次への引きが気になるラストは、もはやお約束。2013/01/28
ヴァン
2
カルが好きな方は覚悟して読んだ方がいいですちなみにカルのことが物語の中で一番好きな私は号泣しました2012/08/09