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内容説明
ユーフェミアを助けのんびり生活に戻った勇者たち。何事もなさすぎてかくれんぼなどして暇をつぶすのだが、平穏はやはり束の間だった。突如出現する『もう一人の魔王』、シィ。彼女の存在が魔王城を混沌の渦に陥れていく。「―今度はシィが、勇者の子供を産む」「おい余の半身!いやもう貴様なんぞ半身ではない!とにかく貴様だ貴様!余の勇者から離れんか!」「や」かくして始まる黒魔王アイアリスvs白魔王シィ。世界の命運、シィが出現した理由、あとついでに勇者の将来やいかに!?無気力系勇者の魔王城ひきこもり型ファンタジー第三弾、開門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山鴎 柊水
1
まさかの最終巻でしたね。もっと続いてほしかったです!! 世界観の中で、“勇者”と“魔王”について、別方面から切り口を入れているいい作品だったです。 最近のラノベではあまり見ないメッセージ性に富んだもので、読んでても面白かったのに。 残念です。もうちょっと続いてほしかった!2012/08/04
セリカ
0
終わりか、なんとも言えない感じだったな。2016/10/30
浅野べる
0
★★★☆☆2015/07/12
ken
0
終わっちゃいました。定番の3巻で終了。かなり好きだったんですけど残念です。とても静かで小さな、それでもしっかりとした土台を感じさせる良ファンタジーだと思います。出来れば、心優しき魔王と自分の周りの世界を受け止めた勇者の暖かい記憶の紡ぎ合いをもう少し読みたかったなあ。2013/02/20
橘梓弓
0
これ、二冊にわけても十分いけたと思うんだけどな。そうすれば、伏線ももっとさりげなくできただろうし、残念な眷族たちとの日常描写もいれられたんじゃなかろうか。出てきてすぐ終了なシィの存在が切ない。でもまあぐだぐだになっちゃう前に終わるのがいいのかね。2012/10/04