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内容説明
僕、天乃翔太は自称木星人である一片恋のお世話をする通称“いもうとがかり”を、恋の実姉である愛さんと共に担当していた。ある日、いつものメンバーを集めた恋はスポーツ新聞を僕らに掲げた。そこには来月に活発化するという“太陽風”の記事が。「実はその“太陽風”に乗って、木星のマザーシップが地球に降りるんだ」木星人を歓迎したいという恋のためにみんなでセレモニーをすることに!?けれど、そこには様々な障害が立ちはだかって…。お世話系ラブコメ、これにて終幕。「最後になったが、…ショータに会えてよかったぞ」自称木星人と平凡地球人、僕らの物語は―。
著者等紹介
月見草平[ツキミソウヘイ]
『魔法鍵師カルナの冒険』で第1回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
6
完結。ちょっと駆け足に終わらせたという感じでしたが、そこはさすがのベテラン作家。上手に折りたたんだという気がします。そもそも、2巻で未完状態で打ち切られたものとがっかりしていただけに、ちゃんと完結してくれただけでも喜びです。個人的には、もっと続けてほしかったんですけれどね。月見さんの描く女の子たちは、みんなとても愛らしく、いつまでも愛でていたいほどです。恋の木星人として始まりはそこからかよと、微妙なツッコミをしつつ、全体的にほんわかと、可愛らしい物語を楽しめました。月見さんの次回作に期待します。2013/04/25
アカハライモリ
0
パパの大人気ない行動やメインヒロインとの決着、サブヒロインの扱いなどに不満がないわけではなかったけれど、なにより作品全体に流れるあの雰囲気がすげー好きだったので満足だった。田舎で、快晴で、暑くもなく寒くもなく、そんな休日の午前中、みたいなそんな雰囲気。2015/12/23
ken
0
随分と前の巻から時間が空いてしまったので、ほんと話を覚えてないです。イラストレーターさんが変わったことすら分からなかった位です。途中まではフンフンナルホドと読んでいましたが、最後の最後でファンタジーが入って少し興ざめした感じです。後は、過去の結びつきが3人だけなのが手抜きっぽく思えました。ここまで鍵っぽく過去の因縁を混ぜ込んだんなら、全員分ちゃんと作りこんで欲しかったなあ、と思うんです。2014/09/02
はいな
0
さすが兄者2013/06/02
菊地
0
前巻から随分と間隔をあけて(約1年3ヶ月)ようやく発売されたと思ったらイラストレーターを変えての最終巻、という状況を考えると色々あったんだろうなぁ、という気分になる。むしろよく出たな。2013/05/04