銀の空想科学読本

柳田 理科雄【著】

メディアファクトリー（2012/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 287p／高さ 19cm
• 商品コード 9784840145190
• NDC分類 778.04
• Cコード C0040

内容説明

本書は、『空想科学読本１０』と『空想科学読本ミドリ』を含めた既刊１２冊・全２９４本の原稿を対象に、著者自身が２６本を厳選。

目次

ウルトラ水流―必殺技・ウルトラ水流は、北半球を氷河期にする！
あしゅら男爵―男女半々のあしゅら男爵は、日常生活が大変では！？
コナン君の縮小化―高校生が子どもに！？『コナン』最大の謎を追う！
飛雄馬のクリスマス―びっくり！星飛雄馬がクリスマスに散財していた！？
植物怪人の実力―すごいかどうか、よくわからん！『仮面ライダー』植物怪人列伝
巨大ヒーローとの恋―ウルトラセブンを愛したアンヌを待つ悲劇の新婚生活！
地底戦車―ジェットモグラは回転する棺桶である。
名キャラは死なず―死んだと思ったら生きていた！沖田艦長復活の不思議。
合体するヒーロー―合体変身する超人バロム１、最大のピンチは夏休み！
ロケットパンチ―マジンガーＺの足手まとい！ロケットパンチの問題点。〔ほか〕

著者等紹介

柳田理科雄［ヤナギタリカオ］
１９６１年鹿児島県種子島生まれ。県立鶴丸高校卒業後、京都での浪人生活を経て、８１年に東京大学理科１類に進学。だが、アルバイトで始めた学習塾の仕事にハマッてしまい、大学を中退する。その後、中国・北京にまで足を伸ばすなどして講師の腕を磨き、９１年に自ら主宰する学習塾「天下無敵塾」を立ち上げる。９６年、塾の運転資金を稼ごうと『空想科学読本』を執筆する。これは見事６０万部のヒットとなったが、印税の入金が間に合わず、塾は倒産してしまう（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[おはなし会 芽ぶっく]

知っているマンガ・アニメ・絵本ばかりで面白かった。著者が作品での疑問を真面目に検証している面白さ。『巨人の星』の星飛雄馬がクリスマスに散財していた？とか、『ガラスの仮面』の北島マヤが大晦日の蕎麦の配達は可能だったのか？など。『100まんびきのねこ』　https://bookmeter.com/books/561197　『フランダースの犬』　https://bookmeter.com/books/57234　『魔女の宅急便』　https://bookmeter.com/books/539034　なども。

2021/11/05

[サラサラココ]

いろいろな種類の空想科学読本があり、こどもが見つける度に借りてくる。これは作者自選の26本。ガアグの「１００まんびきのねこ」も出てくる。

2021/10/15

[Humbaba]

子どもの楽しむものを，非科学的であるといって排斥するのは間違っている．しかし，それがもしも現実だったら，一体どのようなエネルギーが必要であるのかと言う思考実験をしてみるのは，意味があるだろう．

2012/05/25

[アリエル]

子供にも大人にもオススメの本。特に男性にお勧めします。 昔のアニメの不思議を科学的な角度で見る本。 思わずクスッと笑えます。

2013/03/22

[Ind]

地底戦車、ヒーローのエネルギー源、頑張りすぎるヒロイン、ホウキ飛行が面白かった。こんなの不可能！というだけでなく、どうすれば実現可能か考えるとロマンがなくなっていくのが笑えた。

2022/06/05