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内容説明
科学と魔法が共存する世界。魔法は女性の歌によって発動するため、魔法使いは『歌姫』と呼ばれている。そして彼女たちの能力を高めるために、パートナーとして僕たち『奏士』が存在するのだ。ただ、そのためには歌姫とキスをしなくちゃいけないので、ちょっと恥ずかしいけれど…。そんな僕こと神凪タケルは、歌姫と奏士を育成する世界唯一の教育機関・カンタトリス音楽院で、パートナーの花穂たちと訓練に励んでいる。だがそこに、離れて暮らしていた僕の妹である、日本のトップ歌姫・姫咲明日香が現れて―!?歌の想いが世界を変える、スタイリッシュ学園アクション。
著者等紹介
雨野智晴[アメノチハレ]
(株)エデンズノーツ所属の雑用係。主にPCゲームなどのディレクター、シナリオライターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カインズ
7
【哀れ花穂】歌姫と呼ばれる女性の歌が魔法となる世界で、そのパートナーである奏士の男性が主人公の物語。歌が魔法となったり、奏士が歌姫を支えるという設定は良いと思うのですが、歌に神秘性をまるで感じられなかったのが残念でした。ストーリーでは、花穂の扱いがあまりにも雑なように思われます。まさか、最後まで花穂が主人公に入れ込んでいる理由が明らかにされないままになってしまうとは思いませんでした。そのおかげで感情移入が出来ません。よく分からない所で入る各女性キャラの下ネタも雰囲気をぶち壊しにしていたと思います。2012/06/29
524
5
☆7 歌が魔法となり力となるファンタジー系バトル作品。残念ながらこの主人公には微塵も魅力を感じない。そしてこんなカスい主人公がエロゲ的に理不尽なまでのモテ方をするなと思ったらエロゲライターと言うことで納得。ギャグのほうはまずまずといったところだけどバトルシーンが良くない。先程まで魔弾の王と戦姫(☆9)を読んでいたため、どうしても戦闘シーンの稚拙さが気になってしまう。まあ続くのだろうがバトルと主人公に魅力を感じなかったので続刊はたぶん買わないだろう。2011/04/25
YO-HEY@紅蓮ロデオ
3
全巻セットがたたき売りされてたので購入。たたき売りされる作品は訳がある。 これ読んで、おもしれー!って感想抱く奴はいなさそう。2019/06/11
なりた
3
歌で魔法が発動とか伴奏でうんたらという設定はとても面白いと思うのだけれど、登場人物がちょっとダメだった。やたらと下ネタを口にする学院長とか「はいです」みたいな口調が気になるパートナーとか。妹も何とも言えない個人的残念感があって。ドイツの思惑とか人形とかその後についていろいろと気になるのだけれど次はどうするか迷う。イラストはあんまり好みではない、かな? ★★☆☆☆2011/05/03
KUWAGATA
2
いかにもこのレーベルな作品。しかしデビュー作でここまで作風が順応してしまっているというのもある意味すごい笑 キャラの立て方もセリフの掛け合いも正直まだまだ。何より主要ヒロインズの3人ともが下ネタキャラってどうなんだ。まあ、するする読める飲み物系なんで、頭空っぽになりたい時にはちょうどいいかもしれない。続きはおいおい。2015/03/08