内容説明
ヒーローが空を飛び、怪獣が火を吐き、巨大ロボットが空中で合体する空想科学の世界。それらは、科学的にどこまで正しいのだろうか?『ウルトラマン』『仮面ライダー』『マジンガーZ』など、世代を超えて愛される特撮やアニメ番組を研究すると、爆笑の果てに、人間が描いた夢の世界の素晴らしさが見えてくる。柳田理科雄の衝撃的デビュー作を全面的に見直した新装版。
目次
第1部 設定からしてトンデモない!(怪獣の身長と体重―ゴジラ2万t、ガメラ80t、科学的に適切な体重はどちらか?;ヒーローの変身―仮面ライダーが瞬時に変身するのは、あまりにも健康に悪い!;ヒーローの巨大化―ウルトラセブンが巨大化するには最低でも9時間半が必要だ! ほか)
第2部 この技を使ってはいけない!(ウルトラ一本背負い―レッドキングを投げたウルトラマンは、自分自身が気絶する!;ウルトラ水流―必殺技・ウルトラ水流は、北半球を氷河期に追い込む!;100万度の炎―怪獣は10万度や100万度の火を吹く。実現したらどうなるか? ほか)
第3部 役に立つのか、超科学技術!?(地底戦車―ジェットモグラタンクは回転する棺桶である。;人工重力発生装置―宇宙戦艦ヤマトはどうやって重力を作り出しているのか?;超高速マシン―時速3千kmで走るマシン・バリアス7。運転者は確実に絶命する! ほか)
著者等紹介
柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年、鹿児島県種子島生まれ。「理科雄」は本名。80年、京都大学を受験し、発表前に京都に部屋を借りるが、不合格。そのまま京都で浪人生活を送り、翌年、東京大学理科1類に進む。その後大学を中退、自ら経営する学習塾「天下無敵塾」を設立するが、経営不振状態が続く。96年、友人の編集者に勧められ、塾の運転資金ほしさに『空想科学読本』を執筆したところ、60万部のベストセラーに。だが、印税の入金が間に合わず、塾は倒産する。99年、空想科学研究所を設立し、主任研究員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maito/まいと
科学の小鹿
y.yasuyo
こわっぱ
煮卵