内容説明
魔力の直撃を受けて、タラが作った水薬の中央に穴があき、あの世とこの世を結ぶドアが生まれた。そこから幽霊たちが別世界へなだれ込んできた！女帝や大臣など権力者すべてが幽霊に取りつかれ、別世界は幽霊たちの支配下におかれた。タラは責任を感じて死のうとする。しかし、カルは「お世継ぎが悲嘆にくれていてはいけない」と励ますのだった。
著者等紹介
オドゥワン＝マミコニアン，ソフィー［オドゥワンマミコニアン，ソフィー］ ［Ａｕｄｏｕｉｎ‐Ｍａｍｉｋｏｎｉａｎ，Ｓｏｐｈｉｅ］
１９６１年、フランス南西部バスク地方サン＝ジャン＝ド＝リュズ生まれ。十二歳より小説を書き始める。２００３年、フランスで『タラ・ダンカン』第一巻を刊行。ほかにも著書多数
山本知子［ヤマモトトモコ］
１９５８年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。フランス語翻訳家。二女の母
加藤かおり［カトウカオリ］
１９６６年生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。フランス語翻訳家。一男の母（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サスケ
2
★★★☆☆ 前回までは、悪魔やドラゴン、バンパイアなども、それぞれ故郷の惑星を持った種族ということで世界感がなんとか保たれていたが、今回出てきた幽霊は世界感を破壊しそう。2017/10/21
saori
2
タラのこいびとの、ロバンが、ゆうれいにころされてしまってたらが、かわいそうでした。マジスターが、しんだことが、とてもとてもおどろきでした。2011/11/13
なな
1
幽霊が別世界に押し寄せてきたことに関してはタラの責任だけど 死んで償うのは違うと思う。 ロバンが幽霊に取りつかれて死んじゃいました。ロバン好きだったので寂しいです。2013/03/10
tellme0112
1
悲しいはじまりかた。これまでになく困難な課題に挑戦しようとするタラ。希望は見えなくて悲しみも克服できないけど、これまでになく明るく楽しいストーリーなのは、よきライバルとカルのお陰だよね？一夜で読んでしまった。2012/11/07
水鳥
1
意外なことばかり起きた。なんだか別世界は何でもアリな気がしてきた。タラは本当に15歳？2011/03/30
