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内容説明
魔女襲撃の混乱の中、離ればなれになってしまった、レーレとユユ。お互いの生死がわからぬまま、長い時間が過ぎた。レーレは魔女討伐隊の諜報部隊「影犬」として、仲間のサリとともにひたすら魔女を狩り続け、ユユは魔女の隠れ家へ身を寄せオコナの最後の弟子として過ごしていた。ある時、ユユは魔女の頭領であるドラコに、近々人間に今までにない大きな攻撃を仕掛けることを告げられ、決断を迫られる。果たしてレーレとユユは無事に再会することができるのか…。―「魔女と共に歩むか。それとも道を分かつのか。決断なさい」―。
著者等紹介
十文字青[ジュウモンジアオ]
北海道生まれ、札幌市在住。2003年『純潔ブルースプリング』で、第7回角川学園小説大賞特別賞を受賞。『薔薇のマリア1.夢追い女王は永遠に眠れ』でデビュー。代表作は、『薔薇のマリア』シリーズ『ばけてろ』(角川スニーカー文庫)、『ANGEL+DIVE』『ANGEL+DIVECODEX』シリーズ(一迅社文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこやき
2
ユユが死んだと思い込み、虚無的になるレーレ。それでも、周囲により心を開く場面があるが……。守勢の秘密、実はユユと対立する状況。レーレの運命の残酷さを感じずにはいられない。結局、「魔女」とは何か、とか、そういうものを引きずっての、次巻完結宣言。敵対する立場にいるレーレとユユの再開も含め、どうまとめるのかを楽しみにしたい。2011/03/02
しかっち
0
★★★2013/10/24
ささっく
0
レーレは諜報部隊の犬として魔女の殺害を多数かかわっていく。一方ユユは魔女の弟子として人間との戦の手伝いをしていた。お互いの生存をしらないまま、人間と魔女は大きな戦いをすることになり、その末、レーレは意識を失ったまま魔女のもとへと連れ去られる。。。。。お互いの死を感じてレーレとユユ共にとても暗い性格になってしまっています。次巻への興味としては、2人は再開するのか、魔女と人間の関係は何なのか、といったところでしょうか。2013/08/21
天城春香
0
誰かがそれを聖戦と呼ぼうとも、死ぬものは死ぬ。2013/07/04
みっちー
0
☆2- シリアス一辺倒の中にほーんのちょぴっとサリとの恋愛以前なプレゼントシーン挿入。要るのかコレ? 互いの生存を知らず、魔女討伐隊と魔女軍勢に分かれたレーレとユユ。魔女達の中で、人と変わらぬ関係を築きつつあるユユに対して、魔女、魔王殺しとして着々と戦果をあげるレーレ。分かたれた二人の道は再び交わることができるのだろうか。 人も、人外も簡単に死ぬ。話が重たいです。2012/10/31