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内容説明
“薔薇の悪魔”と呼ばれる生物に、人類が大地を追われて一世紀弱。浮遊都市に逃れた人々は、“薔薇の悪魔”より学んだ超常の力“薔薇術”を操りながら、いまだ長き戦いを続けていた。そして、大規模攻勢を前にした薔薇世紀93年。父王に反対されながらも作戦参加を目指すマキアート王国王女・セヴィリアは、自身の作戦を遂行する“最後の人材”を求め、王立学院を訪れる。そこで彼女が出会ったのは、バカでスケベ、しかしたぐいまれなる“薔薇術”の才を持つ少年・ロックフィートだった―。第5回MF文庫Jライトノベル新人賞“佳作”受賞の異世界ファンタジーが遂に登場。「今度こそ護ってみせる」―騎士の誓いが、いま、全てを切り裂く剣となる。
著者等紹介
三門鉄狼[ミカドテツロウ]
第5回MF文庫Jライトノベル新人賞“佳作”受賞作を改稿・改題した『ラグナ・クラウン』でデビュー。また、第1回学研メガミノベル大賞“銀賞”受賞作、『美少女戦士キューティ・パンツァー』が同時刊行されている。札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PM
8
王道ファンタジーのツボを外さない手堅い作りで読んでいて引き込まれました。やっぱりファンタジーはいいですね〜読みやすさも相当のものです。2010/10/25
読解力なく勢いで読む人
3
バカでエロでスケベで、姫様の騎士になりたい主人公『ロックフィート・プルガトリオ』、薔薇の悪魔を倒したくて、薔薇術を使う人物構成のチームを作ったマキアート王国王女『セヴィリア=ルルカ・ルルカ・マキアート』。他にも色々登場人物はいます。薔薇の悪魔という人類にとってカタキで脅威の怪物を倒すべく、ロックやセヴィリア一行が、薔薇の悪魔のボスがいる本拠地へ討伐しにいく――そんなファンタジー。あとがきには、王道じゃないとか書いてたが……モロ王道じゃね?w/続きはコメ欄↓2011/06/17
こうま
2
★★★★☆2010/02/12
菊地
2
「世界」や「国家」の命運をかけたミッションの割にスケール感を感じないのがどうもなぁ。人間関係などに内輪感が強過ぎる。国家や軍隊に存在感が乏しい一方で、一騎当千の力を持つ割に能力者の能力設定と描写がイマイチ地味。2009/12/08
こんこん
2
こういうバカを主人公に持ってくるのは嫌いじゃないんだけど……うーん……2009/11/29