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内容説明
どこにでもいる高校生の僕・赤尾竜太は、実は悪の秘密結社デーモンテイルで活躍するドラゴン・リンドヴルム。もちろん学校のみんなには秘密…なんだけど、最近、龍造寺八都子さんがリンドヴルムの正体を疑い始めた!リンドヴルムの家族や年齢を訊いてきたりする龍造寺さんに、妙に危機感をつのらせたのは千紗とありす。「大変です。ドラゴン大好きなヤトさんが正体を知ったら、竜太さんを誘惑しちゃうかもしれません!」そこ、心配するとこですか?そんなある日、僕と千紗は前から約束していたデートにでかけることに。―混戦する恋模様の世界征服コメディ第4弾。
著者等紹介
おかざき登[オカザキノボル]
1976年12月25日生まれ、新潟県出身、二松学舎大学卒。本作「二人で始める世界征服」で第4回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加賀ますず
4
赤尾竜太、身バレの危機?!前回の騒動で深手を負い、怪我の時期がリンドヴルムと酷似しすぎている点から龍造寺さんからリンドヴルムとの関係性を疑われ始めた竜太。リンドヴルムに惚れている彼女にバレるわけにはいかないと、デーモンテイル総出で対策を行うのだが…?というあらすじ。前巻のエピソードで千紗たちを危険に晒したことから皆んなを守りたいという意識が芽生え、男として一歩成長した竜太が終始格好いい一巻。そして凶悪な敵とどんでん返しもあり、バッチリ楽しめる一巻。2021/01/18
Humbaba
2
知っている情報が増えれば、同時に危険も増加する。危ういものであっても、相手の目的が見えていない以上は均衡状態を保っておくほうが危険が小さい。感情的に納得しがたいことであっても、それが最善の手と考えるのならばそのように動く以外は選択肢がない。2015/08/28
山田
2
再読。龍造寺さんが可愛い巻です。シナリオ的にも結構おもしろかったです。しかし、数年ぶりに読むとかなり展開を忘れてますね。2013/12/05
菊地
2
変にバトル的ライバルキャラとか出さずに、「いいことやってるうちに世界征服?」みたいな展開の方がいいと思うんだけどね。2009/08/31
ただの猫好き
1
酷いことを言えば当て馬っぽいヒロインを奪い合いに参加させるための巻かな。嫌いなキャラではないのですがこの二人が順当に築いてきた地位に太刀打ちできるきがしない。加えていつもに増して作戦が酷過ぎてうーん2020/07/22