内容説明
顔を食べられても平気なアンパンマン、仲間と喧嘩ばかりしているトーマス、「おまえはもう死んでいる」と言い放つケンシロウ…。空想科学の世界には、言動がたいへん気になる人々がいる。抱腹絶倒のベストセラーシリーズ第5弾は、児童向けアニメの主人公から元祖ヒーローまで、多彩なキャラクターを扱う贅沢な一冊。人間の想像力の奥深さと、科学の面白さを実感できるに違いない。
目次
第1部 子供の世界と侮るなかれ!(パン製ヒーロー―顔を食べられても平気なアンパンマン。どういうこと?;森の不思議な存在―となりのトトロ。本当に隣にいたらちょっと怖い!;意思ある機関車―トーマスと仲間たちは、なぜ喧嘩ばかりしちゃうのか? ほか)
第2部 この人々が気にかかる!(かめはめ波―悟空のかめはめ波。なぜか実現できそうな気がするが。;若返り少年探偵―高校生が子供に!?『コナン』最大の謎を追う!;北斗神拳の継承者―「お前はすでに死んでいる」って、どんな状態? ほか)
第3部 空想科学クラシック!(ロボット市民―鉄腕アトムを住民登録した埼玉県新座市の英断!;故郷の星―君にも見えるウルトラの星。本当か?本当に見えるのか!?;天才科学者―ガッチャマンの生みの親・南部博士に職業倫理を問う! ほか)
著者等紹介
柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年、鹿児島県種子島に生まれる。県立鶴丸高校卒業後、京都での浪人生活を経て東京大学理科1類に進学。在学中に子供に勉強を教える面白さに目覚め、中退して学習塾講師の道へ。その後、自らの塾を立ち上げる。96年、塾経営のかたわら著した処女作『空想科学読本』が大ヒット。99年に空想科学研究所を設立し、現在はその主任研究員の職に専念して、執筆と研究を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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