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内容説明
満開のサクラに白く花霞む『桜ヶ丘』―。生まれ故郷に帰ってきた行也は、桜羅騎士団の桜と運命的な出会いを果たす。天真爛漫な桜の元気に、行也は振り回されるばかり。しかし次第に打ち解けあい、やがて二人は惹かれあっていく。一方『時なき死の国・ディサマス』は、桜を捕らえんと悪意の策謀をめぐらしていた。何ら特別な力を持たない行也は、『アークに宿る死神』の魔の手から桜を守るため、仲間とともに奮闘する―。時の流れに蒸発し、やがては誰もが『ここ』を去らねばならない。『我々』は、何をかけて戦うのか!?使命と境涯の騎士団ファンタジア始動。
著者等紹介
伊都工平[イトコウヘイ]
1975年11月生まれ。兵庫県出身、神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コオロ
1
誰にも、人に見せていたい姿があり、見せたくなかった姿を他人の口から語られても、それまで見てきた「より良い人間であろうとする姿」を信じる。そんな一節があったのを覚えている。
ハブ君
0
桜さん微妙。うぐみさん空気。ミサキさん可愛い。一番キャラが踊ってる海尊さん残念。要するに桜斬りとラーメンが素晴らしいって話。2013/05/12
アトモス
0
何だか展開が急すぎるというか、二冊分の内容を駆け足で圧縮した感じ 単純なラブコメ風味にならないのは良いが全体的にあとちょと深くなるともっと面白いんだが
_matunami
0
微妙。伊都先生も衰えられたのかな。いちばん引っかかったのは宿命と日常の決着の付け方。前者を標榜しつつ後者を希求する桜が力を取り戻すというなら、日常を守るそれとして宿命がある、どちらも捨てないという流れじゃなかろうか。そもそも桜が、(彼女にとっての日常の象徴たる)行也を好いた理由が伝わってこなかったし、逆もそう。あと、お母ちゃんとの間はどうなったのだろう、素で気になるんですが。やりたいことは判るものの、いまいち描き切れていないように思いました。2011/05/07
雨林
0
伊都節と学園モノがミスマッチ 超展開は良いが少々置いてけぼり感が強すぎる。評価:下の上2010/03/22