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内容説明
ガリア王ジョゼフの野望を砕くため、ロマリアへの協力を決めたルイズ。しかし、最も危険な役割を担う才人を案じたルイズは、ロマリア教皇の持つ「虚無」の力を借り、才人を元の世界へと戻すことを決意する。才人が突然姿を消したことにとまどうティファニアたちだったが、ガリアを迎え撃つために国境近くの街・アクイレイアへと出発したため、うやむやになってしまう。一方、ジョゼフの命令を受け、騎士人形「ヨルムンガント」の“軍団”はロマリアを目指して出立していた―。ルイズの運命は、才人の決断は!?大人気の冒険ラブコメファンタジー第14巻。
著者等紹介
ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア―この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー。ゲームシナリオライターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
49
今回は才人は地球に帰ってしまうのか?やらルイズは魔法で才人の記憶を消してしまうやらドラマチック。この行き違いで数巻引っ張るのかと思いきや、14巻内で盛り上げて解決させる。こういうところに著者のサービス精神を感じますね。ゼロ戦だけじゃなく、戦車も出てきたしこの後どんどん佳境に入っていきそう。2019/04/21
まりも
33
再読。才人を元の世界に帰す為に、聖女としてロマリアに力を貸すことに決めたルイズ。しかし才人を失った悲しみはあまりにも強く、そのツラさを忘れる為にテファの忘却の力を借りる…な話。作中でもギーシュが言っている通り、ルイズがピンチになる→才人が窮地を救うといういつもの展開でした。ただ「地球ナメんな、ファンタジー」という名言の通り、地球の兵器がファンタジーを上回るあの熱い展開は分かっていても盛り上がりますね。そして最後のメールは何度読んでも泣ける。アンリエッタだけはどうしても好きになれませんが。2015/07/22
異世界西郷さん
20
教皇の即位三周年記念式典に参加するためロマリアに向かった才人たち一行はそこで教皇より真の目的を知らされる。一方、母親からのメールを読んで涙を流すサイト見たルイズは教皇に協力する代わりにある条件を提示して……な第14巻。たしか、アニメだとこの辺りはあまり描かれてはなかったかと思いますが、政治的なお話が大半だったため仕方がなかったのでしょうか。しかしまあ、ルイズは不器用な子ですね。「好き」の気持ちが暴走して自分で制御出来ていない様が表現されているのが実に興味深いです。2016/06/19
雅
13
モヤモヤっとして、ハラハラして、ワクワクして。2018/10/04
Yobata
11
才人を元の世界に戻すためにロマリア教皇の虚無の力を借り、ガリア王ジョセフの野望を砕く手助けをすることにしたルイズ。しかし才人への気持ちが強すぎる為、テファの力を借り才人の記憶を消すことに。才人が消えたことに動揺を隠せないアンリエッタやギーシュ達。そしてロマリアはガリアを挑発し、聖戦を発令,戦争に発展してしまう。記憶を失ったルイズはロマリア教皇の手に踊らされ神の名の元にガリアとの戦いに臨んでしまう。一方元の世界に返されたと思った才人はエルフの,しかももう一人のガンダールブが目の前に。なんとそこは六千年前の→2013/08/23