- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > MF文庫J
内容説明
軌道エレベーターを巡る騒動も一段落し各国政府の牽制が続く中、騎央たちの周辺は小康状態を保っていた―。はずだったが、政府を尻目に報道合戦が加熱する世界各国のマスコミに引っ張りだことなったエリスのおかげで、落ち着きとはほど遠い状況に置かれていた。そんな中、騎央たちがキャーティアの会議への参加を打診される。それはキャーティアにとって、そして地球人類にとって非常に重要な意味を持つものだった―。人類とキャーティアの交流決断を迫られた騎央の返答は、そしてキャーティアの選択は―!?大人気シリーズ待望の第10巻。
著者等紹介
神野オキナ[カミノオキナ]
70年生まれ。99年『ファミ通えんため大賞』に『かがみのうた』で小説部門佳作を受賞。同年『闇色の戦天使』(ファミ通文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
_mogura19
1
1万人の交流っていうのがすぐには無理だ→足止め作戦っていう解釈もできる“わるいこと”の顛末なんだけど……ジェンスの妹が可愛すぎてすべて忘れてました。アオイの「二人ともよく来るの?」っていう件はチョコの話を思い出させましたです。最近サラが出てこないのでアシストロイドが控えめです……2011/07/24
みっちー
0
☆2 キティガード見てみたいなぁ 凄く可愛らしいんでしょう。 ストーリーは姉の愛情に溢れてます2013/10/22
サンドマン
0
SF好きなオッサンとして読んでて辛くなった。マジに書けば「人類は高度な異星文明と国交樹立できる程の存在か?」というハードな話。高校生の主人公の目線ならばそれは当然「しなければならない事」。ただ、ある程度年を食ったオッサンから見れば、正直今の世の中を俯瞰した時に二の足を踏むと思う。「犬の人」に操られていた方が人類は楽なのではないか、考えなくてよくて。そう思うオッサンである自分が嫌なのだ。ソロソロ限界かも。眩しい世界だ2013/10/05
live-gon(リベゴン)
0
盛り上がるようでそんなに盛り上がらない感じ。けどバルンムウの種族的性質は興味深いですね。この辺はよかったです。あと、"違和感"をいつまでたっても感じてばかりで覚えない文章が気になる気になる。――前巻からの傾向で、イラストの点数が少なくなり、質も粗くなり、流用が出てきて、何があったのかと思う。うーむ。2012/12/19
dobochon
0
再読。ハラハラしたジェンスとリュンヌも一件落着。よかった!ジェンスとケイスケが気になる私です。しかし、エリスの弱る姿も滅多にないので、これがあって騎央とアオイとの関係も少し進んだ気が。外交関係はじれったいけど、ぱっと進むものでもない。がんばれ、地球。2012/03/31