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内容説明
ついに砦を捨て、谷への撤退を迫られる流星軍。しかし谷の入り口でエルウィングの姿が見あたらないと告げられたセドリックは、彼女を捜すために砂塵の中へと飛び出していく。そしてついに彼は、エルウィングの正体を目の当たりにしてしまう―!!エルウィングとセドリックの本当の出会い、月読みのお屋敷での真実を知ることになるセドリック。同じころ、灰海では、そんな彼等を翻弄するように、スラファト軍と流星軍の最後の戦闘が始まろうとしていたのだった!!はたして、セドリックは無事アンブローシアと再会できるのか。そして、正体を知られてしまったエルウィングは―!?本格異世界ファンタジー、深淵に迫る第8弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
12
うーん、戦闘シーンは大迫力かつ論理性も伴っているのですが、心情描写が疑問。姉と慕う女性の正体を知ったら、苦しむのが普通なのでは? そこが引っかかりました。2013/07/10
deltazulu
2
エルの秘密やミトとの確執を経て、それでも戦うセドリックの思いに圧倒されましたが(あんなヘタレだったのに!)、ついに……。チャンドラースも素晴らしき知将と戦いっぷりを見せつけてくれたのに、まさかかつての寝物語が穴を穿つとは。歴史とはこういう些細なことが流れを変えていくものなんだと思わされる次第です。アンはどうなるのか、目覚めた人はどう動いてくるのか。気になって仕方ない。2010/08/16
川
2
エルちゃんはね~の後書きを読んで、なるほどっと思った。2009/11/26
藍
1
セドリックとミトが未来を語るシーンがなんとも切なかったです。セドリックが後悔する未来を予期しながらも殺せない気持ちが伝わってきて…。ラストはほんとああ…って感じで。2014/02/10
yumi
1
セドリックの過去は予想通り酷かったが、他にまだ何かあるんだろうな。どこまで人間ってえげつないんだろう。ミトが好きなので戻ってしまったのが残念。(そうじゃないと話は終わらないが…)チャンドラースがますますカッコよく、次を予想すると悲しい。プルートが出てきて不気味な予感。2011/07/12