内容説明
リスベス女帝がしかけた“虚構の戦争”で、タラの仲間はつぎつぎに倒れていった。激しい怒りにかられたタラは、全力で魔術を放ち、そのせいで完全に記憶を失ってしまう。記憶を取りもどすために行ったオモワ帝国で、タラは女帝の後継者になることを受け入れ、“世継ぎ修業”を始める。図書館での殺人事件、母親セレナの恋など、物語は急展開する。
著者等紹介
オドゥワン＝マミコニアン，ソフィー［オドゥワンマミコニアン，ソフィー］ ［Ａｕｄｏｕｉｎ‐Ｍａｍｉｋｏｎｉａｎ，Ｓｏｐｈｉｅ］
フランスのパリ近郊ヌイイ地区在住。アルメニアの王朝時代の国王の直系子孫に当たる
山本知子［ヤマモトトモコ］
１９５８年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、東京大学新聞研究所研究課程修了。フランス語翻訳家。絵本からノンフィクション、科学技術書まで幅広いジャンルを手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たお
5
権力を手にしたタラ。そこに仕掛ける敵対者。その他にも危険がいっぱい！危ない双子のダークな活躍が楽しみ。2012/10/18
柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中
5
虚構の戦争がどんな戦争だったのかあっさりと躱され肩すかし。そして魔法を使えない人によるテロにゾンビの殺人？事件。下巻で話をまとめられるのか心配なほど面白いですね。2010/10/10
ちいさこ
3
展開がほぼ思い出せなくてびっくり！まあ読むの小学生ぶりとかだから仕方ないのか・・・でもジャールとマラが出てくるのこんなに早かったとは。あと、シャンジュリーヌ！めちゃくちゃほしかったなぁ。タラダンカンは、外見描写がすてきでうっとりしちゃう。それから、展開の早いこと・・・文章は拙い気がする（原文もそうかは分からない）けど、このスピーディーさに目もどんどん文字を追って夢中になったんだな、小学生のわたしは。あと、この巻の表紙が好きで図工で作った木のパズルに真似して描いたの覚えてる。あれ今どこにあるんだろ？2021/10/30
みとん
3
モワノーかわいい！でもなんか、展開が速すぎてついていけない・・・。いつのまにかタラが高慢になってるし、新たな最強アイテムも登場して、都合よすぎだし。タラばっかモテてるし。女帝の後継者として暮らし始めて、気が付いたら１年経ってるって、どう考えても飛ばし過ぎな気がするよ。イザベラが来たら女帝はちょっと警戒するんじゃないかな～？と思うんだけど、あっさりプレゼント渡して、さっさと帰っちゃうし。こういうとこがいまいち理解しきれない。双子の正体、タラが何に取りつかれてるか、女帝の消息とか、気になる。あと、誤字多い。2013/11/26
ゲシャン
2
頭から「"虚構戦争"が行われてタラが記憶喪失になっている」というところから始まってて、何か読み飛ばしたんじゃないかと焦った。 あとは相変わらずタラが命を狙われたり、マジスターが何かやってたり、タラが赤ん坊になってしまったり。 ペガサスのギャランが魔術を使えるようになったのがタラの血が入ったからと考えると、ファブリスにも同じことが言えるんじゃないかな？と思ってみたり。2016/12/16
