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内容説明
「おめでとうございます!!五十嵐さんはサンタクロース役に大抜擢されました!!」雪の降り始めたイブの夜。異世界から来た槍ヶ岳と名乗る全身真っ赤なスーツの女は、あちらの中継番組の企画で、俺に一人の薄幸な少女を救ってほしいのだという。確かに今夜は一人きり。予定なんてない。そして巻き込まれるままに邂逅した少女はクラスメイトの美少女・古都ゆかり!?…彼女は最近両親を亡くしたばかりのはず。番組の都合があるから4時間で救えって!?俺に何ができる?俺は何をすればいい!?疾走感溢れるニューカマーのローリング・エンタテインメント颯爽登場。
著者等紹介
三浦勇雄[ミウライサオ]
1983年生まれの弘前大学人文学部人間文化課程卒業生。『クリスマス上等。』で第1回MF文庫Jライトノベル新人賞の審査員特別賞を受賞。デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
12
なんて日だ。クリスマスに行われる公開生放送。時間のなさは勢いにつながるともいえるし、ただ早急な印象を与えてしまうということにもなってくる。ただ、テレビの生放送という体なのにあんまり途中の話はテレビテレビしてないのが気がかりか。今後それぞれの設定をそれぞれの話にどう活かしていけるのかがポイントか2018/12/25
海星梨
6
KU。想像してたのと全然ストーリー違った……。突如現れた女先輩に無理やり「リア充撲滅部」に入部させられた主人公が、二人でクリスマスの撲滅に挑む、みたいな、生徒会の一存みたいなコメディだと思ってました。めちゃくちゃアクション。そして世界観はSF。いやいやいや……面白いけどさ。というわけで、次のバレンタインは2/14に読みます。2024/02/03
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
6
2010年夏頃購読開始。クリスマス→バレンタイン→ホワイトデー→ジューンブライド→エトセトラ→フェスティバル→サクラ→サクラサクからなる上等シリーズ全8巻の1巻目。
柏葉
4
まさに薄幸な少女を、一人の少年が救う話。テロリストとの生身バトルが思いの外盛り上がり、よい。2013/05/08
星野流人
4
おもしろい。読んでて楽しい、まさに娯楽小説。誰一人傷つかない(主人公除く)ラストなので、純粋に楽しめる作品だった。ラノベの教科書、という表現がしっくり来る。決して名作ではないけれど、読者を惹き付けるに足る魅力はあった。担当編集さんの言う通り、ゆかりが可愛い。2010/02/13