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内容説明
異世界に救世主として召還された高校生・省吾は巨大兵器イコノクラストの「御者」として「代行者」をなんとか倒し続ける。周りの期待に応えるべく戦闘訓練に明け暮れる省吾。しかし救うべき民族をも巻き込んだ前回の凄絶な戦いは、彼の心と体を想像以上にむしばんでいた。そして四体目の「代行者」の出現で新たな局面を迎える。省吾とともに異世界へと来てしまった従妹の花梨やメリニたち五人の姫巫女の想いが錯綜する中、省吾の異変を察知した秘密結社「レネゲイド」は恐ろしい行動に出るのだった。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
1969年11月23日、大阪生まれ。ライトノベル界を代表するベストセラー作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
3
2巻よりさらに追い詰められていく主人公。その容赦の無さも、ぎりぎりのラインで露悪的なものにならずに踏みとどまっているので、逆に取り付かれたように読みすすめていってしまう。古めかしく、さらには硬質な文章にも関わらず、時間を忘れて読みふけってしまうのは、それだけ文章の質が高いからだろう。今後この物語がどうなっていくのか、現段階では全く想像もつかない。そこもまた、この作品の魅力の一つといえるのかもしれない。2013/05/21
モブ2
2
物凄い主人公イジメ。どんどん谷底に突き落とされていってるけど、まだ底では無さそうなのが怖い。それと人間も怖いし味方が誰も居ないのがきつい。でもまだ3巻なんですよね。これに比べたら最近の異世界ものは天国に感じる。次巻も楽しみです2022/01/15
不以
2
本当に追い詰められたというか詰んだ感がヒシヒシと。コレはきつい。主人公が度をすぎて愚かでもなく、理不尽に悪意があるわけでもないってところは良い。こういうのって逆ご都合主義になりがちだから。2014/01/17
た〜
2
省吾とメリニの苦悩の物語。そして陰謀の渦と血生臭さはどんどん増大していく2013/04/16
K-Wing
1
まさかのハンバーグかよ…、美味しそうな挽肉を用意するんですね…。 まあ、向こうの人間からしたら絶望の死が消えるならなんでもするわな。2016/08/28