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内容説明
古来から魔物退治を生業にする跡部家の遼太郎は、次期当主となるべき少年だったが、なぜか一族の者たちに蔑まれていた。そしてついに、現当主である祖母に英国行きを命じられ、別れを惜しむ義妹・和音を残してひとり旅立つ。だが、ロンドンに着いた早々、遼太郎は荷物を置き引きされてしまう。途方にくれた時、ガス灯の上に祖母からの紹介状を持った、羽根の生えた奇妙な猿を見かける。宙を飛んで逃げる猿を追う遼太郎を待っていたのは―メイド服を着た銀髪の美しい少女と、黄金の巻き毛をした男装の麗人、そして次々に巻き起こる怪事件だった!稀代の魔術師がロンドンを舞台に織りなすマジェスティックファンタジー、開幕。
著者等紹介
五代ゆう[ゴダイユウ]
1970年生まれ。1991年「はじまりの骨の物語」(富士見ファンタジア文庫)で第四回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞しデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
自分で出来る努力をしても,到達できない頂.周囲の期待が大きく,かつ自分もそれを達成するために全力を尽くし田井そこに辿りつけないことが明らかになった時,もはや今までの立場で在り続けることはできない.そして,遠く離れた場所で違う幸せを探そうとする.2012/05/13
真林
3
ロンドンを舞台にした魔術師たちのお話。文章力高すぎ。ラノベ作家には珍しい人だ。その分やっぱりラノベ向きではないのかも、と思ったり。キャラよりもストーリーの進行に注意が向けられている。でもその割には続刊を見越した伏線が多くてつかみづらい。2012/02/13
Y
2
文章力は高いがキャラがあまり好みではなかったかな。ここまでキャラに愛着持たずに終わったのも久しぶりだ アバタールチューナーを読んでかなり好みだったのでものすごい期待していたが… はっきり言って微妙かなぁ続刊を読みたい程でもなかった2023/01/23
杠
2
設定がしっかりとしていたので読んでいて楽しめました。2014/11/03
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
2
2011年より、1月から10月までで1巻ずつ全10巻を読破したシリーズ。きっかけは岸田メル先生のイラストで、中古6巻セットが安く手に入ったため。