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内容説明
未知のエネルギー・リナクスと接触、超人的な力を持つ存在となったクラウ。同じく「リナサピエン」であり、クラウの「対」となる存在の少女、クリスマス。二人を執拗なまでに追跡するGPO(国際警察機構)の真意とは?「対」を求め、その力を暴走させるリナサピエンの少年、イヴォン。そして、この世界をリナクスで満たそうとする双子、ヴィントとレーゲル。リナクスを支配下に置こうとする権力者のエゴが、月面でまた新たな悲劇を生む!クラウとクリスマスの、そして地球の運命は?すべての謎が明らかになる完結編。
著者等紹介
富永浩史[トミナガヒロシ]
ライター稼業を経て「第五回ファンタジア長編小説大賞」佳作受賞作『死天使は冬至に踊る』(富士見ファンタジア文庫)で小説デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロック
1
組織GPOはリナサピエンスを作っては失敗し完成体であるクラウとクリスマスを執拗に狙う。その目的は世界大戦以降の強力な軍事力だった。初めはクラウの力に恐怖していたGPOも内部には彼女たちは感情もあり人間と何ら変わらないのはないか?と疑問を持つ者も現れGPOと不完全リナサピエンスとクラウたちとの戦いになって行く。 今作はBONSのアニメ、KURAUの小説版で2クールの本筋だけを再構成して作った物なので少々物足りなさもあった。 しかしアニメでも説明不足な部分もあるので2つを見て補完といった感じになっている。2020/11/25