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内容説明
22世紀へと向かう時代。12歳の少女・天箕クラウは、父親の研究所の事故により未知のエネルギー「リナクス」を接触。人知を超えた能力を持つ存在となってしまう。―それから10年。22歳に成長した彼女は、さまざまな難事件を扱う「エージェント」となって暮らす毎日だったが、ある夜、その身体から突如リナクスの光がきらめく。そこに出現したのは、12歳のクラウそっくりの少女。はたしてこの女の子は何者?そしてリナクスが秘める力とはいったい…?大切なものを守るため、運命にさえ立ち向かうクラウの物語を気鋭が鮮やかに描く。
著者等紹介
富永浩史[トミナガヒロシ]
ライター稼業を経て「第五回ファンタジア長編小説大賞」佳作受賞作「死天使は冬至に踊る」(富士見ファンタジア文庫)で小説デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロック
1
天箕博士が研究する次世代エネルギーの実験で現れた光、リナクス。実験室で暴走したリナクスは全てを透過することが出来る。その光は見学に来ていた愛娘クラウと接触しクラウは粉々に分解され消滅してしまう。しかしそのわずか数秒後、光が一つに収束しクラウへと再構築される。何が起こったか分からない博士であったが愛娘の無事を確かめると、クラウの中にはクラウの人格がなくなっていた。 戸惑いながらも彼女の中にいるリナクス=クラウを受け入れ新たな日常が始まるが、研究所とそのバックにいる組織GPOは彼女を放って置かなかった。2020/11/25
booooshiya
0
深夜に放映していたアニメをキャッチして、DVDを買い小説にスライド。正直あまり期待はしていなかったが、映像だと視聴中に推察しなければならない心情をかなり具体的に書いていて、わかりやすい内容。若干アニメとは違う展開をみせる箇所もあるので読み物としても面白い方だと思う。
katze
0
アニメでの話を辿る感じだが、アニメだけでは分からなかった事が理解できた。