内容説明
煉獄で悪魔に呪いをかけられ、ボロボロになったタラは、治療を受けるため、オモワ帝国へ向かった。はたしてタラは完全に治るのだろうか…。オモワ帝国での魔術の発表会。つぎつぎと行方不明になる子どもたち。戦いに疲れたタラは、ついにサングラーヴの要塞に捕まってしまった。タラと六人の仲間たちの命をかけた脱出がはじまった!フランスNo.1ファンタジー。
著者等紹介
オドゥワン=マミコニアン,ソフィー[オドゥワンマミコニアン,ソフィー][Audouin‐Mamikonian,Sophie]
フランスのパリ近郊ヌイイ地区在住。『タラ・ダンカン』シリーズの作家。フランスでは第二巻『タラ・ダンカンと禁じられた書物』まで発売されており、Alapage.comでは児童書部門で一、二位を独占、Fnacでは『ハリー・ポッター』についで二位にランキングされている。アメリカをはじめ、五カ国で翻訳作業がすすめられている
山本知子[ヤマモトトモコ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、東京大学新聞研究所研究課程修了。フランス語翻訳家。絵本からノンフィクション、科学技術書まで幅広いジャンルを手がける。二女の母でもある
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感想・レビュー
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七色一味
36
読破。む~~。言いたいことは上巻で言い尽くしちゃった感じが…。とにかくここまで設定を一気に広げる必要はないんじゃないかなぁ。どうも、読んでいて落ち着けるポイントという部分が少ないんだろうな。なんだか急かされている感じがします。続きを読むかどうかは…ちょっと保留ということで。2014/09/15
翔(かける)
12
生きた水晶と共鳴するシーンが好き✨ペガサスに引き続き、クリスタルとも絆を深めるタラが素敵だな〜。タラの出生の秘密が明らかになる場面もおもしろくて良かった!2022/04/18
宇宙猫
10
★★★2023/03/18
凛
10
下巻でもどんどん世界観が広がっていって、色んな奇妙な風景の描写が面白かったです。後半は今後の展開のためか伏線だらけで、モヤっとしつつ冒険が終わってしまったような気もしましたが…続き読んだらそこらへんはスッキリするのかな。でもお母さん助かって良かったね。訳者あとがきの「作者は実は本物の王女様」に一番衝撃的なオチを感じました。2014/03/27
たお
5
こんな大仕掛けが準備されているとは思わなかった。スピーディー・スリリングで面白い。一巻分の話はきれいに収束しながら次へ続く謎も魅力的。次巻が楽しみ。2012/09/30