出版社内容情報
企業の業務システムにブロックチェーン技術を組み込むことを「ビジネスブロックチェーン」といいます。
ブロックチェーン技術の特徴であるトレーサビリティ(追跡可能性)、トランスペアレンシー(透過性)、スマートコントラクト、改ざん防止などを活用して、信頼性の高い仕組みを構築します。
医療情報、サプライチェーン、物流、食品安全性の確認など、様々なところでこのブロックチェーン技術が使われ始めています。
本書は業務システムでのブロックチェーン技術活用の例を紹介するとともに、Rablock、Amazon Managed Blockchainを使った実装を解説していきます。ビジネスブロックチェーンを実際に動かして体験することで、どのように実装すれば良いか、掴むことができるでしょう。
内容説明
トレーサビリティ(追跡可能性)、透過性、スマートコントラクト(契約)、改ざん防止など、ブロックチェーンのビジネス活用のポイントがわかる。医療情報管理、医療情報流通、物流トレーサビリティ、電力エコポイント、スマートロックシステムなど、活用事例を紹介。
目次
1 ブロックチェーンの基本(ブロックチェーンとは;ビジネスブロックチェーン ほか)
2 ビジネスブロックチェーンの事例(医療情報システム;医療情報流通システム ほか)
3 ビジネスブロックチェーンの実際(ビジネスブロックチェーンの実際1:Rablock;ビジネスブロックチェーンの実際2:Amazon Managed Blockchain ほか)
4 ビジネスブロックチェーンの更なる体験(Hyperledgerプロジェクト;Hyperledger傘下のプロジェクト ほか)
著者等紹介
長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
株式会社テクノロジックアート代表取締役。1986年、東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞社を経て、1989年に株式会社テクノロジックアートを設立。OSF(OPEN Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE(Distributed Computing Environment)関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ペンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務める。トランスコスモス株式会社技術顧問
亀井亮児[カメイリョウジ]
ビジネスブロックチェーンに特化したインフラエンジニア。インフラエンジニアではあるものの、もともとLinux OS開発を長くやっていたため多面的にプロジェクトを支えられるのが強み。今後は最新Javaプログラミングか、ブロックチェーンのソリューション開発か、どちらかに本腰を入れるか検討中
松本哲也[マツモトテツヤ]
pitdyne株式会社代表取締役。医療機器システムの開発に携わったのち、トランスコスモス株式会社等にて大規模システム開発における標準化、アーキテクチャ設計に多数参画。2019年にpitdyne株式会社を設立し、現在に至る。アジャイル検定コンソーシアムにて、アジャイル検定試験の策定に参加。AIシステムの開発、クラウド環境でのシステム開発標準化、VRによるソリューション開発などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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