マイコミ新書
災害とソーシャルメディア―混乱、そして再生へと導く人々の「つながり」

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  • サイズ B40判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839939410
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0236

内容説明

大震災で活躍したツイッターやフェイスブック…。東日本大震災、および他の災害や社会的混乱を主な事例として、社会の中でソーシャルメディアが担い得る役割を考察する。

目次

第1章 ソーシャルメディアが可能にした災害時コミュニケーション(手書き新聞の活躍;ソーシャルメディアとは何か ほか)
第2章 ソーシャルメディアを支援するもの(震災を伝えた瓦版;インターネット利用状況の変化 ほか)
第3章 社会を動かすソーシャルメディア(チュニジア・エジプトの「ソーシャルメディア革命」;「共感」が促す行動 ほか)
第4章 デマの問題と対策(コスモ石油と有害物質の雨;ローマ帝国時代から続く「災害とデマ」の歴史 ほか)
第5章 ソーシャルメディアの今後(カゼの流行もツイッターで把握;ソーシャルメディアのモニタリングが生み出す価値 ほか)

著者等紹介

小林啓倫[コバヤシアキヒト]
ITジャーナリスト。1973年東京都生まれ、筑波大学大学院卒。国内SI企業、外資系コンサルティング会社、米国でのMBA留学等を経て、2005年より国内コンサルティングファームに勤務。また「Polar Bear Blog」および「シロクマ日報」の2つのブログを運営するブロガーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amm.maro

5
2011年3.11の日に、固定電話、携帯通話も制限された中で、安否や被災状況、避難情報などの情報通信に思わぬ形で強みを発揮したSNS媒体。 このところ、品位に欠ける行為や個人情報の漏出など悪い使われ方に非難が高まっていますが、公共的な媒体である認識が浸透して行けば、災害時には、放送や一対一通信を遥かに凌ぐ有用なツールになるとおもいます。2013/09/11

ざきさん

2
東日本大震災時のソーシャルメディアの使われ方、各社の対応など。 この動きを糧に次に備えるサービス?が思いついたらいいなーと。 最終章ソーシャルメディアの今後は興味深い内容だった。災害、ソーシャルメディアに関心ある人は必読!!2011/08/22

Nabe

1
かなり読みやすかったです。縦型で一方向のマスメディアと違い、対等に数多くの人が双方向で情報をやり取りできるソーシャルメディアのすごさと怖さを感じました。特にデマに関しては簡単に広がってしまうからソーシャルメディアを扱う一個人として気を付けなければならないと感じました。2014/08/17

イトウちゃん。

1
「ネットーク型情報網/横のつながり/当事者」「ピラミッド型情報網/縦のつながり/観察者」2013/05/02

Hiroshi Horikami

1
つながりとか云々は兎も角、ツールとしてのソーシャルメディアはまだまだありそう。2012/06/08

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