内容説明
震災からの復興の未来像を描くために人と人をつなぐ地域の言葉で語られる民話の意義を提言する。おりかさなる経験に耳を傾け、われわれの経験を未来に語り継ぐ。
目次
第1部 震災と民話フォーラム(関東大震災と記録;口碑伝承をおろそかにするなかれ;宮城県亘理郡山元町の津波体験;岩手県釜石市の津波と昔話;震災を語り継ぐために―映像と声と ほか)
第2部 震災と民話に寄せて(被災の地で家を再建したい;失われたふるさとを民話の力で;被災地で昔語り茶話会;復興と祈り;男鹿地震を伝える歌・復興歌 ほか)
著者等紹介
石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京生まれ。東京学芸大学教授。日本文学・口承文芸学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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