著者等紹介
シェリー,ジョン[シェリー,ジョン][Shelley,John]
イギリスのバーミンガムで生まれた。ボーンビル・スクール・オブ・アート、マンチェスターポリテクニックでイラストレーションを専攻。1983年、ロンドンでフリーのイラストレーターとして、活動を開始。以降、テレビコマーシャル、キャラクターグッズなど多数制作する傍ら、絵本・童話の挿絵などの仕事を通じ、子どもの本の世界でも活躍している。作品は、日本、イギリスをはじめ、アメリカ、ヨーロッパでも高く評価されている。21年の日本滞在を経て、現在はイギリスに在住している
おびかゆうこ[オビカユウコ]
小比賀優子。東京に生まれた。国際基督教大学語学科を卒業。出版社勤務、ドイツ留学を経て、現在は子どもの本の翻訳や創作にたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Totsuka Yoshihide
27
ジョン・シェリー 氏再話・絵。おびか ゆうこ氏訳。イングランド地方の代表的民話。怠け者のジャックが,雌牛と交換に豆を手に入れる。一晩のうちに天まで伸びた豆の木を登って,空の上の国にたどり着き,竪琴と金の卵を産むニワトリと金の袋を盗み,追いかけてきた巨人を退治する話。竪琴は風を,金の袋は雨を,ニワトリは太陽を象徴し,ジャックの冒険は人間生活に必要なものを地上に取り戻すことを意味するという解釈があるそう。ジャックにあまり共感できず。2023/06/03
かおりんご
27
絵本。私が知っているジャックと豆の木ではなかった。ある日、生活に困って雌牛を売りにいったジャックは、なぜか豆のタネと交換してしまう。そのタネがぐんぐんのびて、天まで届いたので、ジャックは上ることにした。合計三回上って、人食い大男から財産をうばってくる。私が知っているのは一回だったから、こちらのジャックは貪欲だと思った。幼児から。2019/10/05
ume 改め saryo
26
名作は作家さんで作風が変わるので、面白いですよね!! ジョンさんのイラストに魅かれ読んでみました(^^) ” 怖い ”より” ワクワク ”な感じが好きです(*^0^*)/ 2013/12/19
鈴
25
図書館の新刊コーナーで見つけた。息子にとってはホラーだったよう(笑)人食い鬼に見つかりそうになったり捕まりそうになったりするシーンは、わたしも小さい頃ハラハラドキドキと怖かった気がする。2012/09/26
たーちゃん
23
昔読んだ記憶がありますが、こんなお話だったんだなぁと思いました。忘れているものですね。息子は鬼から物を盗るのを見て「だめだよねぇ」と言ったり、鬼が下に降りてくる所では「危ないよー!もっとほら、いっぱい切らないと!!」と興奮しておりました。2021/12/07