目次
第1章 DX革命を成功に導く方法(大前研一)
第2章 ワークマンがデータ経営で描いた新業態戦略(土屋哲雄)
第3章 企業における情報システム改革からIoT、DXへの取り組み(矢島孝應)
第4章 継続利用率九九・五%、五年で三万社が登録した「SmartHR」事業(宮田昇始)
第5章 「スマートコンストラクション」で実現する建設産業のDX(四家千佳史)
第6章 経営トップが自ら取り組む、アパレルのDX事例(佐藤満)
著者等紹介
大前研一[オオマエケンイチ]
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えっくん
20
★★★★☆これからの時代、経営者自ら率先垂範しデジタル化を企業コミットしなければディスラプターに取り込まれてしまうであろうと警鐘しています。IT人材の枯渇、システムのブラックボックス化によりIT推進の停滞となる2025年問題など日本はもはやまったなしの状態です。本書にはヤンマー、コマツ、SmartHR、メチャカリでのDX化の取組事例もプレゼン形式で掲載されており、革新的な企業努力に感嘆しました。特にワークマンのAmazonに負けないビジネスモデルの創出・強味を活かした取り組み事例は大変興味深いものでした。2022/01/28
Tenouji
11
DXの概況と思って読んでみたが、ワークマンの実情がわかって面白かった。ウォルマートも頑張ってるんだ。そういう気概すら日本では感じられなくなったけど…2021/03/27
tetsubun1000mg
7
DXに関する本は多く出版されるようになったが、大前氏が書くとどうなるのか?と選ぶ。 導入部と国際的企業などの紹介は大前氏が直接書いているようだ。日本の企業の実例を経営者や情報管理役員が説明して、Q&Aで締めているという構成。 事例紹介は大前氏やプレジデント社が書いているのではなく前出の企業の役員が直接執筆しているように感じた。 Q&Aも編集担当の方が書いたようで大前色が出てこないが、読むほうにとっては説明用グラフ、図面が分かりやすい。 事例紹介も多くの業界での様々な取り組みを取り上げていて読みやすかった。2021/06/25
Go Extreme
6
DX革命を成功に導く方法 :産業突然死時代の経営環境 米中IT企業 DX状況 ネットフリックス・リクルート・ウォールマート・フォルクスワーゲン・タクシー業界・アパレル業界 DXが進まない3つの要因 DXでビジネスをどう変えるか RPAによる人余りへの対処 世界イノベーション都市 ワークマンがデータ経営で描いた新業態戦略 ヤンマー・情報システム改革→DX SmartHR コマツ・スマートコンストラクション・建設産業のDX 経営トップ自らが取り組むアパレル産業のDX事例 2021/03/30
Jun Masuno
4
大前さんの本を読む DXを理解しない、また活用しない会社は滅びるとおっしゃっております まさしくですが、その抵抗勢力、学習しない方々をどう変えていくのか、一部成功事例のある会社の例はあるものの、大前さんの指南が無く残念2021/07/28