食の歴史―人類はこれまで何を食べてきたのか

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食の歴史―人類はこれまで何を食べてきたのか

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  • サイズ 46判/ページ数 387p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833423618
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0034

内容説明

欧州最高峰の知性が徹底的に分析!食に関する歴史、未来を知れば、政治、社会、テクノロジー、地政学、イデオロギー、文化、快楽等も一挙にわかる。

目次

さまよい歩きながら暮らす
自然を食らうために自然を手なずける
ヨーロッパの食文化の誕生と栄光(一世紀から一七世紀中ごろまで)
フランスの食の栄光と飢饉(一七世紀中ごろから一八世紀まで)
超高級ホテルの美食術と加工食品(一九世紀)
食産業を支える栄養学(二〇世紀)
富裕層、貧困層、世界の飢餓(現在)
昆虫、ロボット、人間(三〇年後の世界)
監視された沈黙のなかでの個食
食べることは重要なのか
食の科学的な基礎知識

著者等紹介

アタリ,ジャック[アタリ,ジャック] [Attali,Jacques]
1943年、アルジェリア生まれ。フランス国立行政学院(ENA)卒業、81年フランソワ・ミッテラン大統領顧問、91年欧州復興開発銀行の初代総裁などの要職を歴任。政治・経済・文化に精通し、ソ連の崩壊、金融危機の勃発やテロの脅威などを予測、2016年の米大統領選挙におけるトランプ氏の勝利など的中させた

林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年、名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てち

126
近年、ビーガンが流行している。環境問題や、食べられる動物のことを考えて彼らは肉を食べない。たしかに一理ある。しかし、もし彼らが食べている野菜にも感性があり痛みを感じたとしたらどうだろうか? p291に「樹木には脈拍さえあるのではないか」と書かれている。それは、あくまで推測の域にすぎない。だが、利他主義に関して実証されつつある。これが世間により認識されれば、将来植物を食べることに関して異議を唱える人がでてくるかもしれない。そしたら、人間は何を食べればいいのだろうか? 2021/07/14

みき

49
アタリさん得意の過去の歴史を紐解きながら未来の展望を臨むという構成。最初の歴史の部分が退屈なのもいつもの通り。本番は中盤以降のアタリ節が全快になるころ。フランスの現在の食事から未来の食の予測など、主に悲観的な未来を提示される。個人的には人間はアタリさんの言うような愚かな未来を選ぶのではなく全体最適の観点から最善な未来ではないにしろベターな選択肢を選ぶものと考えている。ただアタリさんの言うようなディストピア的な未来も実はそんなに悪くないとも思ってたりする。考えさせられる良書2023/01/28

メタボン

31
☆☆☆★ 人類はこれまで何を食べてきたのかという副題の通り、有史以前からの食について綴った書。食事をしながら会話することが、人格形成には大事であるということを何度も言及していた。孤独になると甘いものを欲するというのも何となくわかる。未来の食にまつわる風景は暗澹たるものに。SDGsの観点からも食については意識を高めたい。遺伝子組換種子に頼ってはならない。2022/03/05

たまきら

30
フランスで活躍する学者による、「食」を包括的にとらえた情報量満載の一冊です。いわゆる歴史も欧米だけでなくアジアやアフリカ、南米も登場して読みごたえがありました。カニバリズムの歴史には少し引いたけど、そういえばロシアって最近もなかったっけ…。後半は現在私たちが抱える食の問題が提示され、非常に熱が入っていて読みごたえがありました。先日フランスの最高裁はモンサントの農薬被害に賠償責任を認めたばかり。タイミングよかったなあ、と読み終えて満足しました。食べることと人のあり方の関連に気付ける素晴らしい一冊です。2020/11/04

あっきー

21
✴3 消費者は住居、衣服、交通、娯楽などの費用のために食費を減らさなければならなかった、自動車は食費削減によって中産階級の購買意欲がかき立てられた最初の消費財だった、大量生産のファストフードや安価に腹を満たすファストフード店のはじまりなどアメリカ型の食生活が広まった経緯が特に面白かった、脂肪分、糖分、塩分が高くて質が悪い食物を一人でスマートフォンを眺めながらだらだら少しずつ食べたり、センサーで健康状態を監視されながら沈黙のなかでの個食(孤食)の問題など自分もレトルトや冷食がやめられないので耳が痛い2020/04/16

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