目次
序論 日本の境界・国境を問う
第1部 境界地域と国のかたち(「フロンティア北海道」を考える;国境を築く―「北方領土」に関するアクター、利害、象徴;「引きちぎられた」南の境界―「日本」と沖縄と奄美のあいだ)
第2部 難民、移民、無国籍(引揚を難民として考える―大日本帝国崩壊の再評価;「難民」という名の言説―脱北、シリア、ジェンダー;日本における「移民の第3の波」?;無国籍―国家からこぼれ落ちた人びと)
第3部 国のかたちを考える(「砦」としての国境保全政策―包括的な視点から;国家と人びとの相克―北方領土問題を題材に;おわりに―主権と人びとのズレをどう埋めるのか)
著者等紹介
池〓周直美[チヒョンジュウナオミ]
現職、北海道大学公共政策大学院准教授。専門、東アジア現代政治、移民、ジェンダー、社会的包摂
ボイル,エドワード[ボイル,エドワード] [Boyle,Edward]
現職、国際日本文化研究センター准教授。専門、境界研究、文化遺産論、地政学、地図学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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