目次
第1部 東アジアの公共宗教論(現代中国の政教関係と「宗教と和諧」政策の動向;権威主義体制下の中国におけるキリスト教徒の生存戦略と政教関係―「中国のエルサレム」、浙江省温州の事例から;戦後台湾の民主化運動における長老教会―三つの宣言と美麗島事件にあらわれた政教関係;モンゴルにおける政教関係と公共宗教―仏教、社会主義、福音派;戦後日本における二つの宗教右派運動―国際勝共連合と日本会議)
第2部 東南・南アジアの公共宗教論(不可視化されるタイのムスリム―イスラームの表象から見たタイ仏教と公共宗教;南アジアから公共宗教論を問い直す―植民地近代とインド社会)
第3部 スラブの公共宗教論(危機の時代における公共宗教としてのウクライナの正教会―ポスト社会主義時代の新しい公共宗教のカタチ;公共宗教の光と影―ポーランドにおけるカトリック教会と公教育)
著者等紹介
櫻井義秀[サクライヨシヒデ]
1961年山形県生まれ。1987年北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、北海道大学大学院文学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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