目次
第1部 “法と文学”とは何か(“法と文学”の諸形態と法理論としての可能性)
第2部 “法と文学”と法(法による文学規制と“法と文学”―チャタレイ裁判再考;私的空間という装置と法―“法と文学”による日本プライバシー前史;「理性と正義」の劇場としての法―夏目漱石『門』と掟;文学的フィクションと法の現実―F.カフカ『審判』、A.カミュ『異邦人』、H.メルヴィル『ビリー・バッド』を素材に)
第3部 “法と文学”と法的推論・法解釈(ポストモダンと法解釈の不確定性;法のナラティヴと法的推論―志賀直哉『范の犯罪』を素材に;意味の所有権―“法と文学”の法解釈論・法的推論)
著者等紹介
林田清明[ハヤシダセイメイ]
1951年生まれ。1980年九州大学大学院法学研究科修了。1982年大分大学経済学部助教授。1985年北海道大学法学部助教授。1988~90年イェール大学ロー・スクール客員研究員。1991年北海道大学法学部教授。現在、北海道大学大学院法学研究科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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