目次
序章 問題の所在と研究の視座
第1章 中国共産党の宗教政策―毛沢東から胡錦涛まで
第2章 「愛国活仏」ゲダ五世の虚実と軍の宗教政策
第3章 民主改革・文化大革命時期のデルゲ印経院
第4章 文化大革命後のデルゲ印経院と統一戦線活動
第5章 ラルン五明仏学院粛正事件
第6章 ヤチェン修行地の支配構造と宗教NGO
第7章 漢人・華人信徒の信仰とスピリチュアリティ
第8章 ラルン五明仏学院の震災救援と宗教の公益活動
第9章 「二〇〇八年チベット騒乱」の構造と東チベットの動向
終章 宗教政策、宗教ネットワーク、チベット問題
著者等紹介
川田進[カワタススム]
1962年岡山県生まれ。1988年大阪外国語大学外国語学研究科修士課程修了。現在、大阪工業大学工学部准教授。研究領域は中国地域研究、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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