目次
「アイヌ史」は成立するのだろうか―序にかえて
近世北方民族の生活
アイヌ文化の歴史と生業
中世の「蝦夷」史料―「諏訪大明神画詞」より
強制コタンの変遷と構造について―とくにアブタ・コタンを中心に
酋長サカナの物語―あるアイヌ研究の側面
噴火湾Ainuのおっとせい猟について―江戸時代におけるAinuの海獣猟
レブンゲ・コタン誌稿―とくにコタン構造から
近世アイヌの社会―ソウヤウンクルのコタンを中心に
蝦夷通詞について
蝦夷通詞・上原熊次郎のこと
近世アイヌ語資料について―とくに『もしほ草』をめぐって
アイヌイタク ヱラム アナ
少年たちのまなざし―シャモによるアイヌ文化理解の考察
犬は先祖なりや―アイヌの創世説話と和夷同祖論
著者等紹介
佐々木利和[ササキトシカズ]
1948(昭和23)年5月29日北海道足寄郡淕別村に生まれる。1967(昭和42)年3月北海道稚内高等学校卒業。1976(昭和51)年3月國學院大學文学部(日本文学科二部)卒業。1979(昭和54)年3月法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻修士課程修了(文学修士)。2000(平成12)年11月早稲田大学博士(文学)。1967(昭和42)年4月札幌管区気象台稚内地方気象台技術課勤務。1968(昭和43)年3月同台退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。