内容説明
オホーツク海の豊かな恵みをもたらすアムール川の働きとは。太平洋をはじめ地球規模の環境にオホーツク海が及ぼす影響とは。それを取り巻く社会・経済はどのような状態か。自然科学・社会科学の両面から解説する。
目次
第1部 オホーツク海のエコシステム(オホーツク海の海洋循環・海氷生成と温暖化の影響;環オホーツク海域の豊かな生態系を生み出す鉄供給システム;数値モデルを用いた環オホーツク地域の環境研究―将来予測へ向けて;オホーツク海のメタンシープとメタンハイドレート ほか)
第2部 環オホーツク海地域の資源開発と経済(環オホーツク海地域の経済発展;ロシア極東・東シベリアにおけるエネルギー開発;オホーツク海の水産資源と漁業;環オホーツク海地域における木材の生産と貿易 ほか)
著者等紹介
田畑伸一郎[タバタシンイチロウ]
所属:北海道大学スラブ研究センター教授。専門分野:ロシア経済、比較経済体制論
江淵直人[エブチナオト]
所属:北海道大学低温科学研究所教授、環オホーツク観測研究センター長。専門分野:海洋物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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